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Senri Garden ブルックリンでジャズを耕す

グラスワイン1杯分のお楽しみをジャズと共にブルックリンからデリバリー。エッセイ「ブルックリン物語」、ラジオ「Sen Corouge」、日常を写真と文で綴った「Days」、レシピ「… もっと読む
大江千里の未発表のエッセイ、動画、詩、サウンドを発表していく実験ラボであり、みなさんと作り上げてい… もっと詳しく
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2018年2月の記事一覧

ブルックリン物語 #49 ビキン・ザ・ビキン "Begin The Beguine"

ミネアポリス、シカゴのツアーを終えてブルックリンに帰ってくると、ぴとこの辺りに越した頃から毎日「閉店セール!」の狼煙(のろし)をあげていた紳士服屋が閉店した。呆気ないもので僕が上下100ドルのスーツを買った時も「合わせてネクタイもどう? 別のスーツは?」勧め上手なのか下手なのかわからない怪しいテーラー風親父も店ごといなくなった。あのメジャーをクビにかけた髭ズラがいつもの角で紫煙を薫らせていないと寂しい。ガランとした店内は残った棚や段ボールが散乱し、急いで閉めちゃった跡があちこ

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大江屋レシピ (61) 「スベリヒユのナムル」の巻

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大江屋レシピ (60) 「ポークピカタはHere’s to Life!」の巻

ポークを何枚か手に入れると1枚目2枚目は生姜焼きが人情というものでしょう? つい作っちゃうよねえ。でもあと1品目何かないかなあと、思いついたのがこれ。 よくレストランで食べるピカタをぼんやり覚えていたので早速作ってみることにする。NYだとよくチキンピカタは目にするけれどポークを使って作るとどうなるのだろう? ドキドキだが成功するとレパートリーが増えそう。胸が高鳴るゾッと。 用意するもの:ポーク1枚、塩、黒胡椒、粉チーズ、卵2個、小麦粉、トマトピューレ、ケチャップ、乾燥

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