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<Senri受講後インタビュー> Case01.株式会社小林創建さま

こんにちは、Senriの加藤です。

今回は、企業のデジタル人材内製化に向けた「デジタルマーケティングのオンライン講義」の株式会社Senriにて、実際にオンライン講義を受講された企業さまへインタビューを行い、その模様を記事化しました。

記念すべき第1弾は、長野県松本市で住宅・不動産事業を展開されている株式会社小林創建さま。代表取締役社長の小林稔政さまに「受講前に抱えていた事業課題」や「Senriのサービスの率直な感想」「受講後の社員さんの効果」などについて、本音で語っていただきました!

◉対談サマリー
受講前に抱えていた最も大きな会社の課題は『人材定着』
・マーケティング人材は『外注化』よりも『内製化』に注力。そこで感じた「社員の成長スピード」
・これからの目標は更なるデジタル化に向けて『失敗を許容する環境』をつくっていくこと


対談プロフィール

<Senriカリキュラム受講>
株式会社小林創建 
代表取締役社長 小林稔政さま

平成9年4月に東京ミサワホーム(株)に入社後、平成12年5月に(株)小林創建へ入社。その後、平成15年10月に同社代表取締役社長に就任し、現在に至る。一般社団法人全国工務店協会(JBN)前副会長。趣味はゴルフ。

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外観

<Senri講師>
大里憲哉さん
国が設置する経営相談の専門家であり、茨城県在住のマーケティングストラテジスト。以前は法科大学を卒業後、不動産会社に10年間勤務していた。現在は発達障がい者を支援するNPO法人の代表理事を兼務している。

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<運営>
株式会社Senri 
代表取締役社長 木村和哉
都内のWeb広告代理店で勤務した後、2015年に株式会社Senriの親会社にあたる株式会社BLAMを設立。さらに地域特有の閉ざされがちな社会や特有のヒエラルキーによる「情報格差を埋めていきたい」という想いから、デジタル人材を内製化に向けた「オンライン形式の講座」の株式会社Senriを設立。

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◉Senriとは
「デジタル新時代の機会と感動を生み出す」をミッションに、全国どこでも受講できる「デジタルマーケティングのオンライン講義」をサービス提供しています。Senriがデジタル化へのインフラとして企業の相談窓口となり、デジタルマーケティングの「人材不足」の問題から、「具体的な施策提示」まで一括した伴走パートナーを目指しています。
◉小林創建さま:カリキュラム受講内容
・マーケティング基礎
・デジタルマーケティング基礎
・Web広告
・解析・分析コース
・Webデザイン
・SEO
※詳しい受講内容は↓から



受講前に抱えていた「会社の課題」

--- まず、受講前に抱えていた会社の課題について教えてください。

<小林創建:小林さま>
私たちが事業展開する長野県だけに限った話ではありませんが、住宅業界は現在厳しい状況に立たされています。人口が増えているわけではないため、家を建てる数が今後も見込めず、逆に「家余り」や「空き家」が増えています。さらに県外からメーカー・ビルダーが参入することで今後も過当競争が予想されます。

また、厳しい市場環境に加え、私たちの会社では以前から「人材の定着」に問題を抱えていました。特にデジタル・マーケティングの分野においては詳しい人が社内におらず、自分たちで調べながらなんとかしのいでいました。と同時に、このままではいつまで経ってもデジタル化が進まないと焦っていました。

--- デジタル・マーケティングの人材が喫緊で必要となってきたんですね。

<小林創建:小林さま>
そうなんです。私自身、デジタル・マーケティングの分野においては、知見を持っている企業に「外注」するのか、自社のスタッフを育成し「内製」していくのか迷っていました。

(Senriさんに出会う前の話ですが)仮に外注する際、都内の大手会社に依頼をすると費用は高くなり、かつ本当に自社にマッチするかわからず、投資対効果としてリスクがあるように感じていました。かと言って地元企業はデジタル・マーケティングに関する情報量が少なく、実際に成果が出るかどうかわからない。外注か内製か、どちらかで迷っていた際、信頼のおけるビジネスパートナーより、Senriさんをご紹介いただいきました。

その後、Senriの木村社長とZoomでのやりとりを通して、Senriさん特有のオリジナルのカリキュラムや、コース毎に専門領域のプロ講師がいること、録画データが残るオンライン講義のメリットなど、「内製を前提とした育成」に大きな期待を持ち、申し込んでみることにしました。

受講風景

--- 講師側から見た小林創建さまの第一印象はいかがでしたか?

<Senri講師:大里さん>
2021年3月から「デジタルマーケティング基礎講座」を担当し、現在(2021年7月初旬)まで継続して担当をさせていただいています。小林創建さんは若手の社員さんが受講されていたのですが、受講当初からかなり前のめりだったことを覚えています。「ここはテキストに載っていないけどどうなんですか?」や「実務に置き換えるとどうなりますか?」など、単純な座学としてではなく、実務に活かすためにどうするか?成果に変えるために私たちは何ができるか?を考えながら講義に臨まれています。私自身も(僭越ながら)教える身として背筋が伸び、いつも以上に気持ちが入っています。

受講者キャプチャ①

<小林創建:小林さま>
今回受講している社員は20代で、これまでも積極的に学ぶ姿勢は持っていましたが、デジタルやマーケティング、それに住宅業界の理解が十分足りていませんでした。一方で、社内のベテラン世代たちは住宅業界の理解は高く、業界のことは教えられますが、デジタルやマーケティングの知見はあまりない状態なので、教えられない。さらに人材の定着にも問題があったため、前任が辞めてしまうと、ナレッジが溜まっていかず、結果会社の「知の資産」が積み上げられていませんでした。そういった意味では今回、とても良いタイミングだったように思います。

受講後の「社員の成長」

--- 受講後、社員さんのご様子に変化はありましたか?

<小林創建:小林さま>
はい、早速いろんなところで変化が見られました。受講した社員自身、講義を受けることで、「得た知識を使いたい!」と感じるようになったと聞いています。これまで課題を感じていたけれど、どう解消したらいいかわからなかったことを、「実際にこんなことが実現できるのならやってみたい!」という気持ちになっているように見受けられます。私自身、社員がやる気になってくれているのであれば、それを止める理由もないのでどんどんチャレンジしてもらいたいと思っています。

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--- 講師として、社員さんの「やる気」を引き出す際に意識したことはありますか?

<Senri講師:大里さん>
Senriは学びたいテーマごとにきちんとしたカリキュラムが用意されているため、「知識を伝えるだけ」であればカリキュラムを読み上げればある程度できてしまいます。しかし、大切なのは知識をどう活かすか?実務レベルにどう落とし込んで伝えていくか?だと思っているため、小林創建さまのビジネスモデルを鑑みた際に、どんな伝え方をした方がいいか?を意識して、自分なりにカスタマイズして講義を行っていきました。

講師によって個人差があるかもしれませんが、Senriの講師は現役の実務経験のある方が多いからこそ、カリキュラムの内容だけではなく、実務に即した実践的なアドバイスがもらえるのが大きな利点であり、他社にはない強みなのかもしれません。

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もう1つ意識していた点として(これは私自身のスタンスなのですが)、受講者の皆さんのアウトプットに対してネガティブなフィードバックは絶対にしないと決めていました。常に肯定的で、ポジティブにフィードバックを行います。そうすることで、参加者がもっと前向きに前のめりになっていただけるようになりました。

講義キャプチャ大里さん①

--- 受講後に社員さんの積極性がわかるエピソードはありますか?

<小林創建:小林さま>
現在、平家を活用した「軽井沢への移住を促進する」新規事業があるのですが、社内で本事業に携わりたい人がいるか声をかけたところ、Senriで受講した若手社員が手を挙げてくれました。元々積極性はあったのですが、知識を得たことでより自信を持ったように思います。

知識を吸収する→学んだことを実践する→やる気が出る→その結果、成果が出始める→もっとやりたくなる!
という良いサイクルが回り始めているように感じます。

住宅

--- 結果的に「内製」することが結果的には正解だった、ということですね。

<小林創建:小林さま>
はい、内製を目的にして本当に良かったと思います。今では社内のデジタル・マーケティングに関わる人たちがチームとなり、自然に勉強会や打ち合わせを始め、自走し始めています。そこにSenriさんがデジタル・マーケティングに関する実践的な知見を授けてくれ、会社側が実践の機会を提供する。とても良い関係性が築けています。

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これからの「目標」

--- 最後に小林創建さんの今後の目標について教えてください。

<小林創建:小林さま>
今回のSenriさんとの取り組みを通じて地域企業こそ、デジタル化すべきだと確信しました。地域には自分たちさえも気がついていない、目に見えない資産がたくさんありますが、その多くは可視化できていないように思います。また一部の人に知見・情報が偏り、俗人的になる傾向も強く、再現性が高くない問題も同時に抱えています。

私たち会社もまだまだ発展途上ではありますが、知見をナレッジ化し、次の人に継承し、よりブラッシュアップしていきたいと考えています。そのためには「わかりやすい情報」として言語化していく必要があるため、今後進めていきたいと思っています。

私たち会社が大切にしたいのは、社員から見ても、お客さまから見ても、パートナー取引先さんから見ても、嘘偽りがない誠実な姿を追い求めていきたい。そのためにはまだまだ成長しなければなりません。本当に成長する場所は失敗を許容する環境であると思ってるので、私ができることは、若い世代がチャレンジできる環境を用意し、そのための「ツールとしてのデジタル・マーケティング」を整備すること。結果、売上・利益・規模拡大になるはずだと信じています。

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以上が受講された企業さまへインタビューでした。

現在、Senriで受講できる講義は合計18コースあり、お客さまのお悩みに応じたカリキュラムを多数ご用意しています。またSenriではデジタル・マーケティングの情報を伝えていくだけではなく、お客さまが抱えている問題・課題解消に向けた実践的な学びを提供したいと考えています。

本サービスについて興味がある企業、導入を検討している企業さまがいらっしゃればお気軽にご相談ください!

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最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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