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路傍のフジイに背中を押されて

現在自分が唯一購入しているのが『路傍のフジイ』という漫画です。

どうやって『路傍のフジイ』を知ったかを忘れてしまいましたが、読んでみると心に深く刺さり、それからコミックスが出ると買って読んでいます。

主人公のフジイさんは40代、非正規社員、独身でパッと冴えず、マイペースでコミュニティ能力も高くはなく会社でも浮き気味です。

これだけみたらなんだか悲しい人かと思いますが、フジイさん自身はしっかりと芯があって、自分の興味があることに挑戦して趣味も色々持っています。

そして周りに気を使えない人かといえばそうではなく、時に物怖じせず人と関わっていきますし、みんなが幸せになれたら良いなと思える人です。人が多い場所も好き。

あるシーンで「人生楽しそうですね?」と聞かれたフジイさんはまっすぐに「楽しいです」と答えます。

またあるシーンでは、みんながフジイさんのことを誤解していると言われた時に「みんなに理解してもらうのは難しいと思います。自分が分かっていればいいんです」と答えます。

周りにいる人達もフジイさんに影響を受けて人生が変わったり、特に深く関わることなく通り過ぎていく人達がいたり。

そんなフジイさんを見ていると、自分は自分で良いんだよってやさしく背中を押されます。上手くいかないことは沢山あるけど、それでも芯を持つことは大切なことですよね。


この漫画に出会えて本当に良かったです。

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