【第8話】無人運営のための地元の巻き込み方~配送・食材~

日本ユニストのインターン生で、和歌山大学3回生の大前です。
第7話となるこの記事では、宿の食材やドリンクなどが注文して宿に届くまでの流れをご紹介します。

初めに一棟貸しのTAKAHARAの配送について、次にCHIKATSUYUの配送方法について順を追って説明します。

各業者さんとのやり取りについて

SEN.RETREATでお世話になっている業者さんの中から3社を紹介します。
1つ目が日用品や冷凍食品、お菓子などを配送してくださるのが「モリカワ」様です。毎週月曜日に翌土曜日から金曜日までの予約状況を確認して、発注をします。
以前はメールでやり取りをおこなっていたのですが、現在はクロスオーダーというシステムを使用して発注しています。毎週、宿泊予約状況を確認し、予約状況によって量や個数を変更して注文します。クロスオーダーはとても簡単に利用できるため、以前より注文ミスが減りました。
配送準備が整ったら、毎週金曜日の午前中には商品が宿に納品されます。受け取り・納品チェックに関しては、後ほど詳しく説明します。
図でわかりやすく示すと、このような流れになります。

2つ目が、ドリンクの配送をお願いしている「酒のかまくら」様です。モリカワ様と同様、毎週月曜日に翌水曜日から火曜日までの予約状況を確認して、その分をメールで注文します。配送準備が整ったら、毎週水曜日の午前中に宿に納品されます。
図でわかりやすく示すと、このような流れになります。

3つ目が、お肉や野菜などの生鮮食品をお願いしているJA様です。
翌月の宿泊状況を見て、一括で注文します。キャンセルや追加が発生した場合でも、予約の5日前であれば対応してくださります。配送については、JA様に直接施設の冷蔵庫まで運び入れていただいています。

受け取り、納品チェックについて

無人運営のため、スマートロックの暗証番号を各業者さんで振り分けることで、受け取りを行っています。解錠した場合は、メールで確認できます。
また納品チェックについては、準備の際にアルバイトの方が行います。納品書を写真に撮って、LINEで運営スタッフに共有してもらいます。不足しているもの・余分にあるものを運営スタッフから業者さんに連絡します。

CHUKATSUYUの配送方法について

CHIKATSUYUも基本的にはTAKAHARAと同じですが、コンテナハウスで7棟に分かれており、各部屋に配分することは難しいです。そのため、CHIKATSUYUで発注した生鮮食品についてはCHIKATSUYUの目の前にある「Aコープ紀南 熊野古道ちかつゆ店」さんに届けてもらっています。それを現地アルバイトの方が受け取りに行き、各棟へ分配する方法をとっています。

まとめ

無人運営でも、スムーズに食品などの配送が行われているのがお分かりいただけたと思います。
次回は、[第7話]無人運営のためのマーケティング・ブランディングについて紹介します。


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