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死ぬまでにライフステージをいくつ経験するのだろう?人生の見通しを立てる

私たちは人生でいくつかのステージを経験して最期の時を迎えると思います。皆さまは、いくつめのステージを歩んでいらっしゃるでしょうか?人生100年時代になり、反比例するように時間は加速しています。私たちはいくつの山を越えて人生を終えるのでしょう?

1.団塊の世代

戦後の第1次ベビーブームに生まれた年代を団塊の世代といい、主に今ご高齢を迎えている方々です。
それ以前の“人生50年”が当たり前だった時代を受け継いでいるだろうから、男性は仕事に人生の意味を見出し、女性は結婚して子供を育てることが幸せで、それで人生を終えるものと思っていたことでしょう。
ですがまぁ少しずつ変わって来ましたね。
妻が突然「私の人生を返して」と離婚を告げ、晩年を第2の人生として謳歌して死にたい…と思う女性が増えました。


2.更年期の年代

丙午の1966年以降~1970年代に生まれた世代が第2次ベビーブーム。
私もここに入るのですが、更年期前後の年代かなぁと思います。
女性も社会人として働くことが普通になり、それを第1の人生とするなら、結婚・子育ては第2の人生、そして一通り役割を終えて更年期になる頃、各々転機を迎えているように思います。
ようやくここから…というときに、大病を患ったり親の介護に追われる状況になってしまう人、一方では自分のやりたいことに向き合い、自立した第3の人生を歩み始める人に分かれているような。

今の日本の平均年齢が49歳とのことなので、この年代がどのように人生を終えるかが次世代に影響を残すのではないでしょうか。
死に抗い、たくさんの薬剤を使って冷え切った魂で最期の時を迎えるのか、それとも過去にいっぱい〇を抱えてピカピカの魂で死を迎えるか。
死と向き合いながら、更年期以降を第3の人生として生きるー。
念を抱えたまま亡くなった魂は、子供や孫やひ孫の世代にめぐるのです。


3.平成生まれ

平成生まれの若者たちはどんな形で人生を終えるのでしょう?
寿命を延ばす医療技術の発展はとどまるところを知らず、それが良いか良ろしくないかはさておき、“人生100年時代”は来るだろうと思います。
それに反比例するかのように時間は加速しています。
その理由は情報伝達の速さ。
情報化時代を生きる私たちは、平安時代の一生分の情報量をわずか一日で受け取っているそうなので、然るべき情報を取れているかどうかによって人生の終え方はまったく違ったものになるかもしれませんね。

「1%の人になる方法」の著者・藤原和弘さんが仰っていました。
昔は人生50年の時代だったので、年老いてからのことを考える必要がなかった。
だけど今は平均寿命が80歳を超えているのだから、その後の人生を考えねばならないと。
そして若い人たちは、20代の早いうちに一つめの山をつくり、その経験を活かして第2の山、さらにその経験を活かして第3の山…と、相乗して人生を描いていく必要があると。

確かに~
図は私の適当なイメージなので、気になる方は動画で確かめてください。

藤原和博が語る
人生100年時代は『富士山型』でなく『八ヶ岳型』でいこう!
https://youtu.be/JqveFnKvQxk

やー、人生ずっとがむしゃら(?汗)
第5第6の人生(?汗)
せめて私の古い価値観で若い人たちを迷わせたくないので。。
20代30代の人は、このブログは読まない方がいいと思います(笑)


4.変わった第3の人生

私はですね、婚姻後7年間不妊症治療をしましたが恵まれず、10年目に離婚したので結婚や子育てのステージは薄かったように思います。
それよりも、30代まではつまづいてばかりだったのが、40代になって水を得た魚のように、ひたすら自己実現に突っ走った印象の方が強いです。
40歳からの13年間、ちょうどSNSやブログが庶民的になり始めた頃から、私は完全別名・別人格で生きてきました。
ダメダメだった40年間の自分に“サヨナラ”したんです。

もともとの自分をホワイトとすれば、アバターはブラックな自分(?)本質と現象でしょうか、陽と陰といった感じでしょうか。
そしてある時点から、あまりにも真逆の人格者に行き過ぎてしまったようでw
同時に、自己実現は一時的に満たされるかもしれないけど、幸せにはたどり着かないことがわかったんです。
で、もういいな、戻ろ、と思ったんですね。
そして2021年末に本名に戻しました。

なので私にとっては、今から第3の人生が始まる感覚です。
それはきっと二極の統合であり、死と向き合いながら生きることなのだろうなぁと思います。
これから圧倒的な多死社会が来ます。
“私らしい死”とは何かー。
これから死にゆく年代に託された課題のような気がしています。


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