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トライズで、1年間・1,000時間超の英語学習内容および私の得た成果の総括

昨年2020年に英語学習のToraiz(以降、トライズ)に入会して、2021年に卒業しました。トライズで英語学習を始める前は、本当に1年間も英語学習を継続することができるのだろうか?という懸念はありましたが、なんとか無事1年間の学習を継続することに成功しました。
(※トライズとは?という方もいらっしゃるかと思いますので、文中に説明記載)

大学を卒業して働きだしてから、資格試験の勉強以外で毎日まとまった時間を確保して、勉強することはなかったため、仕事をしながら1年間の学習を継続できた事実も誇らしいです。また具体的な成果としても、投資した費用に見合うものが得られ、短期的なリターンも十分に投資した費用にかなうものだと感じています。

そこで、トライズ/長期的な英語学習を開始する前の自分が知りたかったことを含めて、以下のようなことをお考えの方の役に立つかもしれないと思い、自分の体験を文書としてまとめてみることにしました。

・英語学習を始めてみようかな、継続したらどうなるのかな?
・そもそも仕事をしながら英語学習を継続することって可能なのかな?
・トライズの費用は高いが費用に見合う投資なのかな?
・トライズでの1年間の学習の末、自分の得たい成果を得られるかな?

トライズでの学習成果ということで記載しており、特にこれからトライズを始めようか迷っている、カウンセリングを受けたが費用面が・・・という方、またトライズ以外で英語学習を継続しようかと考えている方々には学習の継続や英語学習の末に得られる成果といった点で、一個でも役に立てば幸いです!

それでは、早速すすめましょう。

そもそも英語学習をやり直そうと思ったきっかけ

何から書き始めるのがいいかな、と考えましたが、そもそも「英語学習やり直そうと思ったきっかけ」が分からないと以降の話で、なぜそれを選択したのか、なぜそのような進め方なのか、の部分が曖昧になりそうだったので、ここからまとめます。

一つ目のターニングポイント
ずっとサッカーをやっているのですが、たまたま入っていた社会人のサッカークラブでオーストラリアやヨーロッパの国々の現地企業で働いていた方(日本人)に出会ったのが、最初のターニングポイントでした。

年齢は私よりも上ですが、気さくにお話できる方で海外での生活や仕事のことを色々と聞いているうちに、いつか海外で学んだり、働いたりしたい、と考えていたこともあり、これまで自分が身につけてきたキャリアのスキルや能力があれば「自分でも挑戦できるのでは?」と考えるようになりました。

ずっと海外で働いていたけど、いろいろ訳あって日本で働くことにしてみた、もしまた状況が変われば海外で働いてもいいし、日本でずっと働いてもいい、というような働く国を柔軟に選択できる、ということも魅力的だなと思いました。

そこで、海外で働くことについて相談してみたところ、いいじゃん、やってみなよ、収入も間違いなく増えるし、いいと思うよ、とすごくフットワークの軽い言葉をもらいました(色んな前提が省かれていることはさておき)。また英語は使ってれば何とかなるだろう、と言われたことも後押しとなり、「技術スキルがあれば結構どうにかなるのかな?」と安直に思ったことを覚えています。

二つ目のターニングポイント
なんやかんやでサッカーで会った際に、繰り返し同じような話をしているうちに、その方から知り合い(海外で働かれていた方)が日本で会社を立ち上げるのにエンジニア探してるみたいだから、紹介しようか?という話をもらい、ひとまず会ってみようということに。

海外でずっと働いていた日本人の方とパートナーは製品の開発をリードされる方(こちらの方は英語のみ)でした。

英語を使える環境で働きたい、ということは伝えてもらっており、最初の環境としては良さそうかも、ということで目黒駅近くのスタバでお会いし、お話しをすることになりました。

その時の私は、技術のスキルは十分満たしてるから、何も問題ないだろう、と思いながら早速彼らの構想を日本語で聞き、全体像はよく理解できました。しかし、パートナーの方が話始めた瞬間に話の細かい部分が理解できなくなりました。理由は英語だったから。一応、どう思うか?ということを求められていそうだったので、英語で話そうとしますが、全く話すことができません。

「そもそも製品を作ろうとしている今の段階でCTOいらないと思うよ、優秀なフルスタックのエンジニアを雇って、プロダクト完成をさせるのが優先度高いと思うよ」的なことを言いたかったのですが、「そもそも」って英語でなんて言うんだ?「今の段階で」は?、あまりにも英語から遠ざかっていたため???が浮かびすぎて、英語の会話になりませんでした・・・

最終的に、日本語で上記のようなことを伝えたので、議論の目的は達成し、彼らにとっても方針を検討するのに役に立ちました。ただ、同時に英語はそこまでやっていないが何とかなるだろう、という私の考えは安直であり、これを改善しないとスタート地点に立てない、という現実に気がつきました。

技術的なこと、それをどう進めるべきか、ということを考えたり、実施したりする能力があっても、英語を聞けない、話せないだけで、自分の持っている機会は必然的に狭まると強く感じました。

決意する
「あぁ・・・英語がうまく使えないだけで、技術とかスキルとかがある程度あってもチャンスって狭まるんだなぁ・・・」と思ったことを今でも覚えています。

今までダラダラといつかいつかと言っていた「いつか」が遂に来たのかもしれないと感じました。

つらつらと書いてきましたが、このような経緯で「言語を理由にして自分の得られる機会を逃したくない、将来海外で働く機会を掴みたい」と思い、英語を学ぶことを決めました。

英語学習の方法を考える

熱が冷める前に始めないと、気づいたら熱が覚めていることは往々にしてあるので、すぐに英語学習に関連する情報収集を行いました。将来海外で働くことを目的として、英語を学習するにはどうしたら良いだろうか、という観点で考え、その当時、思いついた選択肢は以下の通りでした。

①一人で自己学習する(問題集やオンライン英会話)
②英会話スクールに通う(GABAとかベルリッツとか)
③英語コーチングスクールに通う(トライズ)

①一人で自己学習する(問題集やオンライン英会話)
費用は書籍代とオンライン英会話の費用くらいで済みますが、勉強の仕方や進め方は全て自分で考えなければいけません。また働きながら継続して実施することが可能なのか、と考えると、これまでの経験からから難しいだろうと考えました(少し始めては忙しくなって辞めるということを繰り返してきたため)。

これまでと同じことが起こる可能性が非常に高く、起こった場合いつまでたっても英語を学ぶ目的が達成できません。そのため、自己学習するという選択肢は、当時の状況を考慮して切り捨てました。

②英会話スクールに通う
英語を聞いたり、話したりすることができないのだから、聞く、話すができるようになれば目的は達成するはずです。そう考えた時に、候補として出てきたのが、テレビCMや電車の広告等で宣伝されている英会話スクールです。特に1対1で英会話の授業が行われ、会話時間も長めに設計されているといったサービスの情報を見て、候補としていました。

しかし、更に詳しく調べていると、英語を聞く話すの時間が圧倒的に足りないのでは?と感じました。例えば、レッスン回数が週に1回で会話時間を30分とすると半年実施したとしても12時間程度しか英語に触れないことになります。(12時間=720分=30分×4回/月×6ヶ月)
※実際には頻度等は価格やコース等で応相談だと思います。

これは実質、英会話の時間が一定時間確保されるのみで、独自に自己学習をしなければならないプランだと分かりました。英会話スクールに通うだけで、これまでできなかったことができる将来が思い浮かばず、また働きながら一人で自己学習も続かない可能性が高いと判断し、選択肢から外しました。

③英語コーチングスクールに通う(トライズ)
諸々をググったり、思考したりした結果、最終的に英語コーチングスクールのトライズで勉強することに決めました。

数多ある英語学習を進める方法として、トライズで学ぶことを決めた理由は3つです。

□数年前にトライズ社長の本を読んでなんとなく納得した
以前にトライズを運営するトライオン社の社長である三木雄信氏の著書
「海外経験ゼロでも時間がなくても「英語は1年」でマスターできる」
という本を読んだことがありました。

同氏はソフトバンクに入社して、孫社長のカバン持ちとして活動します。孫社長から英語ができるかという質問に英語を聞いたり、話したりできないにも関わらずできると言ってしまいます。ある会議でできないことが露呈するのですが、そこから三木氏は1年間という期限を設定して、英語の勉強を始め、最終的には通訳無しで交渉もできるようになる、という実体験を元にされたお話です(筆者が東大出身なので、スタート地点がそもそもそれなりに勉強してきた人が、という隠された前提条件はあるものの)。

本の中で、日本人はあと1,000時間英語を学ぶ必要がある、と記載しています。詳細は割愛しますが、1,000時間学ばないと英語話したり、聞けるようになったり、しないのか・・・と絶望したのですが、1年という期間限定であれば、継続できるかもしれないとも思い始めます。

トライズの学習は、同氏の本に記載されていることを元に以下のような感じで組み立てられています。これらを週20時間、1年間(52週)で1,000時間を達成することを目的としたプログラムです。

・受講者にコンサルタントが付き、月2回の進捗確認
・週6日の自己学習、学習報告をコンサルタントに送付
・週2回、30分/回のネイティブとの1対1のオンライン英会話
・週1回、50分の受講生3〜4人とネイティブとのグループ英会話

期間を決めずに、ゆっくりと学ぶこともできますが、一人で自己学習していた時のようにいつ辞めてしまうかも分かりません。それなら、次の1年間は英語学習の優先度を上げて、学ぶことにしてはどうだろうか、と。

また要領の良い人ならばできるのかもしれませんが、言語を短時間で身につけること自体が難しく(日本語と英語の言語も全然違うため)、0から積み上げることを考えると憂鬱になるような1,000時間という数字が逆に信頼できるのでは、という気持ちになってきました(不思議なものです)。

□数十年間英語を使えない方法から何かを変える必要があるだろう
これまで中学校から高校、大学、そして働き始めてから、何らかの方法で英語の学習をしてきました。

しかし、聞いたり、話したりすることはできるようになっていません。

これまでと同じ方法で学習した場合、今後も英語を使えない可能性が高く、それでは目的を達成できません。

できない方法を繰り返してもその先も同じようにできない可能性は高いです。根本から見直す必要性を感じました。

□費用が高い
結構いい値段します。一括で払うのはサラリーマンの自分には苦しいな、と思うくらい。一方で、この金額払ったら勉強をしないという選択肢を取らないだろうな、と。元を取るためになんとか勉強するだろう、仕事をさておいてでも笑

ある程度まとまった金額の自己投資したからには、リターンを得ないと、少なくとも回収はしないと、と思ったら学習するほか選択肢はないだろうと割り切りました。

最後決心するまでに日数を要しましたが、カウンセリングを受け、印象が悪ければまた考えれば良いと思い、カウンセリングを依頼、話を聞き、翌月には分割のローンを組んで、トライズで1年間頑張る決心をしました。

学習開始前の英語のレベル

大学入試センター試験の英語で約9割くらい得点するくらいには高校時代は英語の勉強に力を入れて取り組んでいました。

大学の時は、授業で英会話のクラスがあった1年生の時に英会話をした以降は英語の勉強というのはほとんどしていませんでしたが、塾の講師をしていたこともあり、中学生、高校生の受験英語の教える程度です。話したり、聞いたりすることに関して取り組んでいませんでした。
卒論でどうしても英語論文を読む必要があったので、その時は大学時代で一番英語に触れたかもしれません。卒論自体は日本語だったので、参考文献としてあくまでも読むだけでした。

働きだしてからは、技術職のため、英語で書かれた技術系の情報を読むことはありましたが、日常的に英語を使う(読む、書く、聞く、話す)シーンはほとんどありませんでした。

漠然と海外に行ってみたいという気持ちはあったので、少しだけ勉強して受けた「TOEIC 600点」が一番良かった点数です。リーディングは高校時代に勉強した貯金でそこそこ解けましたが、リスニングは言ってることの大半は分からず、TOEICのリスニングの得点は確か300点超えてなかったはずです。

ざっくりまとめると、以下のようなレベル感です。

・高校時代の受験勉強のおかげで、ある程度英語の文法を理解したり、文章を読んだりするのはどうにかなる
・英語を聞いたり、話したりする経験は非常に限られている。特にTOEICのリスニングをかなり難しく感じる(点数も300点未満)

閑話休題

ここまで読んでいただいた方ありがとうございます。まだトライズに入ってからの話にさえ達していません・・・

せっかく1年勉強したことをまとめるなら、動機とか当時のレベルとかをできる限り詳しく書いた方が読んだとき参考にも、と思い長々とトライズに入る前までを記載しました。

以降、もしかしたらトライズを知らない方への簡単なご紹介から始め、トライズを1年間継続して達成したこと、使ったテキストや勉強の仕方、仕事しながらどのように継続したのか、などをまとめています。

トライズってそもそも何?

※トライズを既にご存知の方は読み飛ばしてください。

専属コンサルタントのサポートの下、1年1,000時間の学習を行う英語習得プログラムです。(ホームページ記載のまま)

先のトライズを選んだ理由にも記載しましたが、1年間で1,000時間の英語学習を行い、英語をコミュニケーションの道具として使えるようにするための学習プログラムです。

また、専属のコンサルタントが付き、毎日の学習報告や月に2回実施する進捗状況の確認、実際にその場でリスニングやスピーキングの課題を披露してうまくいっていないところを指摘してくれたり、気になる点を質問したりすることができます。

トライズのことはホームページの方が圧倒的に詳しいので、そちらをご覧ください。ホームページはこちらです。

どれだけ学習したか、その後の成果は?

□トータル学習時間
トータル学習時間は「約1,200時間」でした。3時間ちょっと/日(365日で計算)の学習を継続したことになります。

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トライズに通っていた1年間は英語学習へのプライオリティを何よりも高めにおいていましたが、それでも1,000時間を超えることができたなぁ、やればできるんだなぁという感慨深い気持ちにもなります。

自分でもどうやって時間を確保していたんだろうと振り返ってみると

□まだオフィスに出勤していた頃(緊急事態宣言とかの前)
お昼をサッと食べて近くの公園に行き、スピーキング用の例文暗記
(隙間時間っていくらでも作れるんだなぁ)

□仕事終わりに友だちと飲みにいく予定があった場合
その日の仕事を早めに切り上げ(チャットで雑談したり、出なくて良さそうなオンライン会議は可能な限り不参加にしたり)、当日予定分の学習をしてから飲みにいく

□少し遠出する予定がある場合
朝早めに起きて学習し、友だちと現地待ち合わせにして、電車の中でできる限り学習を行う

□平日が仕事で忙しく時間が取れなかった場合
土曜日、日曜日にその週に足りなかった分を補えるように予定を組む。予定はできる限り夕方以降にして、昼間の体力が残っている時間に課題に取り組む

環境や状況は人によって違うので、一概に同じようにできるかといえば、うまくいかないこともあると思いますが、捻出しようと思えばどうにかなるんだなということも分かりました。

ちなみに、トライズの初回コンサルティングにて、どのように学習を進めていくか、何曜日にどのくらいの学習時間が取れるか、というスケジュールを専属コンサルタントが一緒に考えてくれます。

現在の仕事や家のことを伝えつつ、30分ごとに区切られた白紙のカレンダー(紙)に蛍光マーカーで一本ずつ線を引いていきます。1日3時間と言われると「そんな時間取れるわけないじゃん・・・」と思うのですが、隙間時間を足し合わせると意外といけます。それを自分のGoogleカレンダーに入れて、アラートを出すように設定します。
下の画像で青の線がリスニング、ピンクの線がスピーキング。文字でグループレッスンとかオンラインレッスンとかのレッスンとレッスン準備の予定が書かれていて、日曜日は調整日です。足りなかった分を勉強したり、1週間で20時間勉強できていたらお休みにするなど。

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合わせて、当然「英語表示」ですよね、と言われ、自分のiPhoneの設定を日本語表示から英語表示に切り替えました。まあそりゃそうか、と。

学習を終えた今もPC、iPhone、iPad全て英語表示です。英語表示にしているからといって英語を話せるようになるわけでも、聞けるようになるわけでもないですが、できる限り英語に触れる環境を作るという意味合いです。

□英語コミュニケーション力

達成した時間もさることながら、一番大事なのはここなのではないかと。結局、どれくらいコミュニケーション取れるようになったのさ、あなたは。気になりますよね。

転職時の英語面接をパスした(国内の外資系)

本当は海外に行きたかったのですが、その時の状況を考えて国内で英語を使用する頻度の多そうな外資系企業で働いてみよう、と思い転職活動を進めました。

現地のネイティブとの英語面接(面接者は2人で別々に実施)があり、何とかパスできました。たまたま通過した事例を持ってきて、英語面接を通過できるようになったとは言えないですが、一つの実績です。(ボーナスを含めると学習に投資した分は丸っと回収できる計算)

面接は事前に準備ができます。そのため、面接官が何を言っていてどのようなことを聞きたいのかを理解できること、ある程度準備している話のどれをこの質問への回答に当てるべきかをある程度反射的に対応できること、の二つがなんとかなれば対応できます。

試験の英語に慣れていると、聞き返すって発想がないので、完璧に聞き取れないと困るって考えがちですが、分からなければ聞き返せばよいのです。日本語でも、聞き逃したり、意味が捉えづらい話の時には、確認したり、聞き返したりしますよね、それと同じような感覚です。
「Could you say that again?」とか「What you said is ..., right?」とかで確認しましょう。簡単な単語を使って言い直してくれたりします。

実際、面接の中で「excelがうんぬんカンヌン」みたいなことを英語で聞かれて、excelってなんか動詞もあったような気がする、とか思いながら、でもそんなわかりづらい単語使うか?もしかしたら、Microsoft Excelを使ってこんなことやったことあるか?って超シンプルな質問かも、と思い直して、聞き返したら「そう」と言われました。分からなかったら聞き直せば問題ないや、という感覚も身につきました。のちにその方との面接は高評価だったと聞きましたし、結果的に面接も通過したので、聞き返すとNGということはありません。

英語が使えないことで得られる機会を逃す、可能性があるということに関しては、小さな一歩ではありますがクリアできたと思っています。とはいえ、当初の目標である、海外で働くということは達成できていないため、次の課題はそれですね。

1時間超のプレゼン(製品のトレーニング)を実施した

英語面接をパスした外資系の会社で製品のトレーニングを英語で行うという機会がありました。こちらも事前に大まかなスクリプトを作成し、ここではこのようなことを話そうという準備を行い、対応しました。

日本語でも1時間超話し続けることは大変ですが、英語でやるのはさらに骨の折れる作業です。

また自分が話している間は良いのですが、相手からの質問を聞いて、理解し、それに対して英語で回答する、ということは引き続き苦労しています。

訛りがあったり、考えながら話したり、するため、意味が取りづらいことも少なくありません。自分で回答できない場合には、同席する人にヘルプしてもらっています。

次のステップは、相手が言っていることが完璧に分からない場合には、あなたの言っていることはXXXですか、合っていますか?を実施して回答するという練習が必要だと感じています。

言っていることがわかるようになった

トライズ卒業する頃には、ネイティブとの会話で全く何言ってるか分からんという状態からは抜け出せたかなと思います。(英会話の場合、1対1なので、ネイティブ同士が会話しているところに入ったら、また聞き取れない、という可能性もありそうですが。あとは映画も字幕なしで見れません)

最初の頃はネイティブが話していることが聞き取れなさすぎて、Zoomのチャット機能フル活用でした。今も分からない単語とかフレーズとかもありますが、概ねこんなこと言っている、じゃあどんな質問してみようくらいはできるようになったなぁ、という感じです。

トライズ卒業してからは、Camblyというサービスでオンライン英会話を始めて、最近は今住んでいるコロンビアで抗議が起こっているんだ、大変だよ、というネイティブと話してて、以下のような質問くらいは以前と比べれば、スッと出てくるようになりました。

「そもそもなんでコロンビア住んでるの」

「抗議があって食品買ったり、日用品買ったりするのどうしてるの」

超簡単じゃん、て思うかもしれませんが、勉強し始めた頃には質問も難しかったので、振り返れば遠いところまで来たなぁと実感します。

英語での会話を臆することが減った

言いたいことが完璧に言えないにしても口に出してみよう、言えるところまででも言ってみよう、という気持ちが以前と比べて増えました。

最初の頃は文法の正しさとか文の繋がりとかある程度頭の中に思い浮かべてから話始めようとしていたのですが、そうすると思いつかないと発言できません。

そもそも日本語でも、てにをは、が違う時もありますし、話しながらうまくまとまってないなぁとか、どうやって最後まとめようとか、意味はわかるけど、文法的にはめちゃくちゃなことって多いなと感じます。

英語も同じだな、って思えるようになって、少しでも自分の言いたいことがあったら発言してみる、意図が伝わってなさそうな場合には、言い換えてみる、言葉を足してみる、などで何とか乗り切れるようになったなと感じます。

何言ったらいいか分からない時もまだまだ多く改善点は多いですが、自信を持って話せる話題も増えてきて、1年前から比べると英語でのコミュニケーションスキルは格段に進歩したな、と実感しています。

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