見出し画像

我が家の神様

都内に通勤するには不便な場所にある我が家。
しかも姑と同居している私。
普通に考えたら何でそれを選ぶかな?って言われると思う。実際、私も自分の選択のポンコツぶりには呆れているし、最近まではそれを自分で選択したのに姑や自分の環境を嘆いては愚痴りまくっていた。

だけど、それは素晴らしいギフトなんだという事にようやく気付く事が出来た。

田園に囲まれている長閑な我が家は虫が季節を知らせてくれる。
とくに秋の気配が訪れる頃は秋の虫が素晴らしい入眠BGMを奏でてくれ気持ち良い夜長を過ごす事が出来る。
整理整頓が出来ない姑にはイライラする事もあるけれど、姑の人柄の良さが幸いして、美味しい米、家庭菜園で作った無農薬の野菜などの作物を知り合いからもらえるので私も恩恵を受け取る事が出来ている。毎月のローンも負担してくれている。

夫婦揃ってコ○ナにかかった時も食事の世話をしてもらえて大いに助かった。子供がいるので子供の分まで。

最近は姑が神様なんじゃないか?とまで思えてきた。そんな姑にイライラして態度に出してしまった事も多々ある。今思えば、かなり無礼な事をしてきたなー、と反省‥。

姑は今、75歳。細く長ーく我が家の守り神として鎮座していて欲しいと願うばかりだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?