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4000万円を失いました

晴天の霹靂


「撮影機材を持ってきて欲しい」
とある平日
代表の曽根から連絡があった。

詳細は聞かなかった。
聞いてはいけない空気があった。

広めの会議室。
ホワイトボード。
数名。

「カメラを回しながらホワイトボードで議事録をとって。」

スマホのカメラの画質を下げておけばよかった。
と思ったのはUSBメモリに2時間半の動画を
証拠として保存してる時。

ホワイトボードに書くAとかBの証言。
名前を聞いてなければ状況も聞かされていない。
今でも彼らは僕の中でAとかBなワケで。

「ここにいる阿部も弊社の社員でして、
彼の家族の生活も私は背負っている訳です」
曽根が言う。

状況が少しずつ掴めてきた。

新工場の建設の予定が大幅に遅れている事。
支払った費用を返してもらうか
新たな納期を定めてそれを厳守してもらうか。

Aは言った。
「必ず納期に間に合わせます」

工事は行われなかった。

結論これは建築詐欺だった。

曽根は何度も話に行き
できる限りの事をしました。

被害額は4000万円。

戻ってきそうで戻ってこない。
詐欺とはそういうものなのでしょう。

会社を畳むか何度もよぎった
弊社代表 曽根晃が
選んだ選択肢は

クラウドファンディングでした。


せんねんの木を助けてください。

4000万円を取り戻す事だけに注力していてはいけない。
事業を前に進めなければいけない。

新工場を旧環南小学校(現マメノキドッグパーク)
に移設。

この困難を最後にして会社を畳みたくない。
しかしキャッシュが困窮しているのも事実。

乗り越える為に
皆様のお力添えをお願いしたいのです。


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