割と本気で酔いどれ詩人になりたい

これは、sennaアドベントカレンダーの18日目です。
昨日は、今年頑張ったネイルついて書きました。今日はやっと今年最後の詩を書いたので、詩人になりたい話を書きます。

今日のタイトル、「私と詩作と酒と」とめちゃめちゃ迷いました。金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」という詩が割と好きなので、もじろうかなと思ったんですが烏滸がましすぎてやめました(結局書いてはいるけど)。

時々Twitterで、将来は酔いどれ詩人になりたいと戯言を言っているだけで、あまり詩のアウトプットをしたことがないのですが、割と本気で老後は酔いどれ詩人になりたいなと思っています(弊社にはちゃんと詩をアウトプットしてる人たちがいるのでアウトプットしてない奴が何言ってんの?ですが)。

ちなみにブコウスキーが好きなわけでもトムウェイツが好きなわけでもありません。ただ酒と詩が好きなだけ。

むしろ好きな詩人はかなり王道の正統派だと思っています(アイドルみたいな言い方してしまった)。
まず、子供の頃から無意識のうちに刷り込まれ、卒論でも使ったWBイェーツ。イェーツの詩は人生と言っても過言ではない。ちなみにセーラームーン原作読んでる勢は確実にイェーツを読んでるはずなので知っておいてほしい。
それから、ロマン派のジョンキーツ、形而上詩人の先駆けであるジョンダンのThe Fleaも好きだけど、やっぱりシェークスピアが好き。特にSonnet 43、マジで好き。
シェークスピアは鈍器かな?みたいな全集を持っているのですが、ちょいちょい引っ張り出しては眺めてしまうくらい好きです。

自分の試作は基本的にイェーツの影響がかなりあると思う。だって、イェーツの詩は血だし、DNAだから。家族の中で自分だけ突然変異が起こって、DNAにイェーツとケルトが刻み込まれたと思っている。僕の詩には必ずと言っていいほど郷愁と死生観が書かれるので、アイルランド(郷愁)とケルト(死生観)は切ることができないテーマなのです。なのでどうしてもイェーツを彷彿させるようなものになる。

脚韻は基本的にシェークスピアンソネットに習っている。ただ、弱強五歩格、お前だけはダメだ。技術力不足すぎて綺麗に弱強五歩格にできない。よってソネットを書くことはもはや諦めている。ソネットのフリをしている自由詩に過ぎない。

そんな僕の詩作で大事にしているのはalliteration(頭韻)である。音の響きが全体の雰囲気を決めると思っているので、詩の世界観やイメージと合致する同じ頭韻を複数回入れるようにしている。

なので僕の試作は大体以下のようになる

  1. 伝えたいことを思いつく

  2. イメージを決めて頭韻を決める

  3. 頭の中を同じ頭文字の言葉(単語)だらけにする

  4. その中からキーワードを複数決める

  5. キーワードの配置を決めて仮の文書を置く

  6. ABAB CDCD EFEFGGの脚韻になるように文章を組んで単語を調整していく(ここでまた頭の中単語でいっぱいにする)

もちろん僕はシェークスピアがどうやってソネットを書いていたか知らないので、この詩作は完全なる自己流である。ちなみにこのやり方だと最後に弱強五歩格の調整もしなければならないので、完全なるシェークスピアンソネットを書くことはもはや諦めている。

そもそもソネットなんて古臭くてルールが多くて不自由な詩ではなく、自由に詩を書いたらええんちゃうんか?という意見もあると思うが、決められたルールで脚韻を踏むために頭の中が言葉(単語)で溢れてる時の多幸感がたまらないのです。

ここで、この数日で作った郷愁の詩を置いておきます。

When I strolled the street in Sligo
A trout was deep in River Gravogue.
Local children come and go
Feeling the presence of invisible rogue.
Hearing the sea-sound of Strandhill
I stopped my steps descending.
It was middle of the Knocknarea still.
There were some sheep grazing.
Suddenly a strong wind blew.
Whispering voice was from the rustle of trees.
I might have seen Sidhe flew.
Would you take me yor place, please?
Are Sidhe going where?
Despite she have been sleeping there.

早くスライゴーに帰りたい・・・!

ついでに過去の人前に公開したことあるものもおいとこう。それ以外は暗すぎたりするので、来年は明るいのも書けるように頑張ろ。
ちょいちょい綴りが違うのはタイポではなく、あえて中英語の綴りを使っているからです。多分そこにも意図があるはず。

5年くらい前に書いた完全なる自由詩

多分シェークスピアンソネットの脚韻にしたかったけど、あーーー!もう無理!!!ってなったんだろうな・・・覚えてないけど(そういうこともある)。

Ten years haue passed
Tyme hadde gone so fast
Im stil sittyng in the old school
Nothing changes, its so fool
The radio is playng in my head
My arm easily turns red
In decade i became blind
but i wille never change my mind
to be or not to be: that is the question
I haue determined my mind
cause life is the question

I cannot break my geis
HIt wille lead me desert in North Carolina
Do not make me mesh,
tonyght alone i haue dinner
Tha mi sgith but
i make my sleepyng hours cut
memorys and spirit hadde gone away
Body wille follow the way, the destination is Mag Mell
Whan sidhe take us far away
we will meet at last in Mag Mell

押韻だけはシェークスピアンソネット

A half decade has pasaed. 
Alone I am left in those days.
To thee the God has not blessed.
So I am searching happy ways.
When thou hear the sound of the sea 
Thou think of me much more.
As dream of thee then I see 
My left arm and heart are sore. 
Desire alway those days to back. 
Not know to happen a miracle. 
Desire alway to come thee luck. 
Believe reborn and the cycle.
When we become back to cell 
We will meet at last in Mag Mell

明日こそちゃんと仕事のことを書くぞ・・・。(遅筆ですが執筆中です。仕事のことはちゃんと書きたいのでめちゃめちゃ時間をかけてしまっている)。

英語を勉強したり、広報したり、民俗学を学んだりしています。