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アバター改変で表情差分を増やしたいのに!!#1 FX整理編

こんにちは。よく失踪するVTuber神成扇那です。


【VRChat向け】表情・ハンドサイン 両手組合せ式FXレイヤー(計64通)【Avatars3.0】

今回はコチラの【VRChat向け】表情・ハンドサイン 両手組合せ式FXレイヤー(計64通)【Avatars3.0】を利用してカリンちゃんのハンドサインによる表情差分を増やしていきたいと思います。


とりあえず突っ込んでみる

上のコチラからBOOTHに飛んでファイルをダウンロード。

【VRChat向け】表情・ハンドサイン 両手組合せ式FXレイヤー(計64通)【Avatars3.0】の中身

解凍すると中身はこんな感じにファイルが一つだけ。
BOOTHの説明を読むとこれがFXデータと言うものらしいので、unityで開いでるわかりやすいところにぽーい♪


①を選択した画面

・・・あれ?何もない?

画像下の①のリサイクルマークみたいなものの中から『Dual_HandSign_FX』と言うものを見つけたら初期画面なら“Scene”となっている上のタブを“Animator”に変えるなり取り出すなりして②の『Left_Right_Combo』を選んでみましょう。

初期状態の【VRChat向け】表情・ハンドサイン 両手組合せ式FXレイヤー(計64通)【Avatars3.0】

ちょっと離れてみるとこんな感じになります。
このそれぞれの四角に表情のアニメーションを割り振ればうまくいくはず!


ここからがこの記事の本題

・・・なんですがこのFXデータ、作者様が「Unityわけわかめマンが作っている」とおっしゃっている通り余分なものまでくっついてたりしてるので、お掃除しようと言うことなんです!

レイヤー、パラメーターの整理

パラメーター(Parameters)タブを開いてみた状態
レイヤー(Layers)タブを開いてみた状態

まずはレイヤー(Layers)とパラメーター(Parameters)の整理から!
ズラッと並んでて(´・ω・)。oO(難しいことをしているんだろうなー)って思えますが実は、上の四つ以外は製作者様がアイテムを出したり仕舞ったりするためについてるだけの機能なんです!!
自己流にアレンジするなら一度消した方が分かりやすいでしょう!
※バックアップとしてCtrl+Dでコピーしてから行いましょう

因みに、真ん中らへんにある“PPP~”ってのは多分アバターにペン機能を入れられる“PPPen -持てる指ペン-【VRChatアバターギミック】”かなと思います。


ステートの確認

下の表が大体のデフォルト設定(空白はF1と同じ)なのでこれを参考にしてステート(state)を確認し整理していこうと思います。

表情一覧表
(キャラクターによって表情が変わるので数字で代用)

(゜-゜)ふむふむ・・・なるほど・・・

ハンドサイン入力パターン
(解りやすくデスクトップモードでの表情パターンで表現してます。αにもハンドサインが入ると思ってください。
左下にメモ書きしたように左側は左手動作・右側は右手動作です)
ハンドサイン入力パターン拡大図

・・・めちゃめちゃにダブっとるやないかーい!!!

いろいろ言いたいがここまで作るのは大変だと思うので感謝はしてます(人''▽`)ありがとう☆

ステートの削除

色々ダブってるので先ずは余分を取り除きます。

下にあるF1+aは左下に、a+F1はそれぞれの最初にくっついているので実は消しても問題ないんですよね(;^_^)

そして先程の拡大図でF1+F1として見えてる“Idle__Idle”(IT用語でアイドリングみたいな意味。なので両手とも何もしてないと言う事)は大体の場合、普通の顔ってことで黄色い“Default”が行う様にしてる人が多く正直必要ない。

何かが足りない・・・

さて多分いらないものは全部消しただろう。だが、表と見比べると何かが足りないことに気が付く。

写真には7パターンの表情、でも表には8パターン…?

「7パターンしかハンドサインなくない!?」

そう、どういう訳かハンドサインが7個しかないんですwww

足りないステートの追加

何が足りないのか確認した所、どうやらHand Open(F3のパーにするやつ)が足りないみたいですね。とりあえず、足りない分を増やすべくステートを15個追加して・・・

追加されたHand Openのステート達

全部にトランジション(白い線)を"Any State"から右クリックで引っ張って来て・・・

トランジション(白い線)を選び①の+(プラス)を選んで項目を2個作って②のパラメーター選択から“GestureLeft”(左の動き=左手)”GestureRight”(右の動き=右手)を選んで③の”greater”(より大きくなったら)を”equals”(同じ数になったら)に変えておきましょう。

ステートの設定の割り振り

このままだとコントローラーを持ってるだけで表情がぐちゃぐちゃしちゃうので割り振りましょう。

割り振り早見表(今回はHand Open版です)

この記事の最初の方で見た表情一覧を参考に並べるとこんな感じ。右側の“R”列はそれぞれの表情の一部です。

今回はHand Openを追加するので、L側のトランジションを設定するなら『GestureLeft』は常に2で、R側のトランジションを設定するなら『GestureRight』が常に2になります。そしてもう片方の数値をそれぞれの数値にしておけばOK !

ここの数値をそれぞれ変更する


完成!!!そして伝説へ・・・

そうして出来たのがこれだ!!!

ここまでに約1日かかった…

綺麗なノードプログラミングみたいになっちゃた・・・(*´ω`*)

よく見るとDefaultへのトランジションが数値間違ってたりするので細かい修正をすれば・・・
やっとベースの完成!!これで表情は変幻自在じゃな!!

最後に

この記事はテストをしていないのでまだ机上の空論なので責任は負えません。みんなも色々な表情をしてVRChatを楽しもう♪

次回予告

表情筋、死す

何をしても変わらない表情、これは一体…?


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