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著者の顔になる 2021.5.19

昨日は夕方から赤羽へ。
ジリリタ本社に到着後、20時からFacebookライブ。
スラックレールが誕生し、この商品が持つメッセージ、その本質についてを前日発表された新島学園短期大学によるスラックレール研究結果も踏まえながら、
高島勇夫社長に話してもらう。

わたしがなぜこのスポーツトイを薦めるのか、
この商品、並びに開発者高島社長の魅力が少しでも伝わっていたらと思うが果たして。
とはいえ、最後までたくさんの方にご覧いただき、
ご視聴のみなさんと高島さんに心から感謝。

終わってから高島さんと本の内容を少し打ち合わせ。
その中で徐々にスイッチが入っていった高島さんの横顔は、いい顔。著者の顔だった。
これからどんな原稿が書かれていくのか、ますます楽しみに。

また、視聴くださった「しかのいえ」の鹿野青介さんからは、
ありがたい感想をいただいた。以下鹿野さんのFacebook投稿より。

昨日の晩は、こちらのオンラインライブを拝見しました。
https://www.facebook.com/432682366893165/videos/2540060106303454

ジリリタの高島さんとセンジュ出版の吉満さんの対談です。

高島さんのご著者の出版をセンジュさんが今手掛けているということで、もちろんこれは本のプロモーションにもなっているわけですが、お2人のやりとりを拝見しながら、同時にそんな小さな枠には収まらない試みでもあるなと感じました。 

読者である私たちは、通常出来上がった「本」をほとんど唯一の接点にして著者や出版社とつながります。 

本の刊行前に著者のインタビューがリリースされたり、制作秘話が公開されたりもしますが、それも滅多にあることではない。

そんな構図の中で、昨日の約2時間に及ぶ対談は本の制作のプロセスの肝の部分を、ほぼそのまま読者と共有するアクトでもあったと思うのです。

ほとんど「公開取材」と言ってもいいくらいの内容だったはず。

そういうわけで、お話の中身も濃く、大変興味深かったわけですが、何よりすごいなと思ったのは、読者に対するあの隠し立てのなさです。

大人の事情で言えないこと・言わないことのひとつやふたつあるのは当たり前としても、それにしても昨日のお2人のあのノーガードっぷりは、見ていて気持ちがよかった。

人間丸ごと、全人格をかけて読者と交わろうとする著者と出版社の姿だと感じたし、この姿勢は、これからの出版が大切にしなくてはいけないことのひとつだと強く思いました。

ジリリタが世に送り出している「スラックレール」という「TOY」の使い方や遊び方を、事前にカッチリと決めてお客さんに押し付けたくないと高島さんはおっしゃっていました。

お客さんが自由に発想して楽しんで欲しいのだと。

対するセンジュ出版の吉満さんは、読者に答えを押し付ける本作りではなく、読者の中に豊かな「問い」が湧き起る本作りを大切にされています。

ダジャレみたいになっちゃいますけれども、「高島・吉満」のタッグは、「TOY=問い」の絆で結ばれてもいるようです。

対談イベント、次回も楽しみです。


センジュ出版は『8年越しの花嫁』のような他版元発行の書籍、


そして『すっぴん』のような企業発行の書籍の編集も手がけている。

現在は、高島さんの本含めて3冊の他社および個人発行の本を進めているが、
それぞれ発行元となる企業や個人の望む形をイメージし、またそれ以上に応えられるよう努めるのは当然のこと。
しかし、最近ありがたいのが、センジュ出版刊行本やわたしの本『しずけさとユーモアを』を読んだ方から
「こういう本を作る会社にお願いしたい」
と依頼が続いたこと。
この会社が何を大切にしているか、どんな本作りをしているか知った上でオーダーされる方とは、
お互い本に込める思いが重なりやすく、ストレスがない。

著者の人となりが色濃く出る、センジュ出版の本。
この動画で少しでも、本を書く決意、覚悟をした人の温度が伝われば嬉しい。


願わくば、自分も本を書こう、本を読もうと決める方が増えますように。


本を出したい経営者や団体代表の方はこちらへお問い合わせください。



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