頭と身体とヨガと文章

センジュ出版の営業周りを担当してくれているスタッフ前みづえさんは、ヨガのインストラクター。
月に一度、わたしは事務所スペースで前さんからヨガを教えてもらっている。

彼女は覚醒しているヨガの眠りと呼ばれる「ヨガニードラ」のセラピストでもあるので、このクラスではポーズを取ることや体を鍛えることよりも、
哲学的で瞑想的なヨガを体験することができる。
おかげで毎月、精神統一の時間を確保することになり、
これは自身の精神衛生はもちろんのこと、会社の経営理念に立ち返り耳を澄ます意味においても、非常に効果的なものとなっている。
目先の売上に一喜一憂しがちな時にこそ、ブレない軸に戻り、先を見据える時間は経営者にとって不可欠。継続してこのクラスを体感した今は、たしかにそう思える。

ヨガの時間を重ねるうち、これまでの自分が思考優位だったことに気付かされた。
地に足がついていないので、何に取り組んでも「ここにないもの」を追い求め、「かつてあったもの」に執着してしまう。
それが、呼吸を深くし意識を頭より下に下げることを定期的に行ううち、
思考と直観とが少しずつつながっていく感覚を覚えた。

このことも影響して、その頃に自社の文章講座テキストを作りかえ、
新しくこのページを追加した。

頭と身体を結んで「心地よく」文章を書くこと。
人から借りた言葉ではなく、
誰かにとって都合のいい常識でもなく、
自分の言葉で書く。
その言葉が、誰かにとっての心地よさも連れてくる。

センジュ出版の文章講座「文章てらこや」とは

借り物のことばや誰かにとって都合のいい表現ではなく、自身の人柄を、五感を駆使した文章で伝える。文章てらこやは、そんな文章表現を目指して、受講の皆さんとセンジュ出版代表吉満が対話を重ねる文章講座です。
時間内に書き上げることより、その手前、自分の中に何があって何がないのか、何が必要で何が必要でないのか、そうしたことを問う時間をご一緒することで、何を書けばいいのか、何を書かなくていいのかを共に考えながら、二日間の講座を進めます。一日だけのご参加も可能です。

自分をいつわりなく表現したい人。自身の人となりを正しく伝える必要のある人。企業や商品、サービスを本当に必要としている人と出会いたい人。自分の強みと弱みを等しく見極めたい人。自分らしい文章表現を探りたい人。永く読まれる本を書きたい人、などに、おすすめします。

ご参加お待ちしています。

#今日の （正確に言うと昨日の）一冊
#ことばの国
#清水義範
#211 /365

＊今日の投稿もすみませんが明日に。

#ヨガニードラ
#文章講座