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自分との対話 2021.5.2

メディカルアロマインストラクターのオンライン授業を受けながら、センジュ出版の文章講座や読書会はずいぶんと、カウンセリング手法を取り入れていたのだなと改めて感じる。
答えを出すのはご自身。
自分で気づいて自分で決めて、自分で覚悟する。
そうした自立を促すことを目的とし、
こちらはそれをサポートするのみ。
ただし、わたしはカウンセラーではないので、思ったことをそのままお伝えする。
これは自分の子育てにも通じている一貫性かもしれない。


本を書くというのは、ある意味自分の答えをアウトプットする行為。
本を書きたい、出したいという方にしばしばお会いするが、まだまだ自分と対話していない方がほとんど。
本は、一冊の中に書かれていないことのほうが圧倒的に多い。
けれど、著者は自分と長い時間をかけて対話した上で、原稿にするしないの選択を自分の覚悟で決める。
その覚悟が、読者の覚悟を刺激する。
なのでこちらは、著者の覚悟を問う。
本当に出す気ありますか?
全裸になるよりもまだ脱ぐんですが、その気はありますか?
結構恥ずかしいし、本は単なる手段なので、本でなくても、今でなくても、
いいかもしれませんよ、と。

そう言うわたしはというと、まだまだ自分との対話が続く。
日々穴に入りたくなるほどに恥をかきながらのアウトプットと、
自分自身やセンジュ出版に関わる人々との対話とを重ね、答えを探し続けている。
今この瞬間に潜む手ざわりを信じながら。

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