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古くて新しい地口絵・地口行灯の紹介 1

古き良き伝統と新たな魅力を兼ね備えた地口絵・地口行灯をご紹介します。地口とは、言葉遊びの一種であり、ことわざや俳句、セリフなどの音を巧みに言い換えた駄洒落です。そして、地口絵は、ユニークな絵柄を描いた地口の具現化です。昔からこの地口絵を長方形の木枠に貼り付けて作られる行灯が存在していました。それが「地口行灯(じぐちあんどん)」と呼ばれるものです。地口行灯は、かつて祭りの際に使用される歴史を持つものですが、現在では、店舗の軒先に飾られ、楽しまれています。

この地口行灯には、伝統的な風合いがあります。その鮮やかな地口絵の色彩やユーモア溢れる言葉遊びは、日本の伝統文化と言えます。また、地口行灯は、街に彩りを添える美しい装飾として、地域の人々に親しまれています。

ここからは、北千住にある「絵馬屋」の地口絵の164種類を紹介していきたい。まず、この記事では、5種類を紹介します。

No.1

【元句】矢矧(やはぎ)の橋は長けれど
【地口】おはぎのはしは長けれど

No.2

【元句】大事の大事のお主さま
【地口】大利の大利のおしなさま

No.3

【元句】鐘に恨みは数々ござる
【地口】かめに兎が数々おざる

No.4

【元句】楽あれば苦あり
【地口】角あればふあり

No.5

【元句】これは失敬
【地口】これはにっけい

絵馬屋では地口絵を1枚500円で販売しています。ご興味のある方はお店にお越しいただくか、以下の連絡先にご連絡ください。

絵馬屋の紹介サイト
https://www.adachikanko.net/spot/id-028

連絡先
千住いえまち senju.iemachi@gmail.com

千住いえまち
http://1010iemachi.jp

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