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📚タンス預金について考えてみる

💴タンス預金とは

まとまった額の現金を金融機関に預けるのではなく家に保管すること。
タンスに隠すことが多かったことからこう呼ばれています。

タンス預金メリット

  1. いつでも好きな時にお金が使える

  2. 銀行の破綻などから資産を守ることができる

  3. 相続発生時口座が凍結されても困らない

  4. 国に個人の資産を把握されない(調べられるとわかるが)

  5. 家族に内緒で貯金できる(へそくりの類)

タンス預金デメリット

  1. 災害時に焼失する可能性がある

  2. 盗難・紛失のリスクがある

  3. 遺産相続トラブルの原因になる

いくらまで大丈夫?

タンス預金の疑いがかけられる出金額は100万円以上です。
引き出したお金の使い道をしっかりと説明することができれば問題ないのですが、それができずにタンス預金をしているという疑いをかけられた場合は、税務署が実地調査(家宅捜索)を行うことになります。

タンス預金は違法ですか?

ちょっとしたへそくりの感覚であれば、違法ではありません。
しかし、相続税・贈与税対策として、お金をわからない場所に隠しているとなれば、脱税ということになります。

タンス預金がバレたらどうなるの?

タンス預金(相続税の脱税)がばれた場合、追徴課税が発生したり、最悪の場合は刑事罰となり懲役刑を科せられてしまうこともあります。

日本全国のタンス預金額は?

2021年の12月末時点での家計の現金保有額は107兆円でした。
昨今のインフレを考慮したとしても、タンス預金の平均額は増大していると推測されます。

最後に

100兆円とは、だれが?どこに?隠しているのだ?
庶民感覚では、数万円ならどこかに隠している人はいるかと思いますが、札束で隠している人も大勢いることになります。
この理由として、銀行に預けても利息が付かないのも原因でしょう。
そして、亡くなると口座が凍結するなど理不尽な制度があるもんだから、みんな銀行に預けず、家に置いているのでしょうね。

シニアの達人

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