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アラフィフ女ひとり旅~信州編~第6話「28年前から心に響き続けている1曲に再会するために」

言葉で未来をつくる™ ライター市川弘美です。

お金に困らず、健康で、好きなことを楽しむ、自立したシニアライフを手に入れませんか。そためには、40代50代から準備が必要

なぜなら、仕事をやめたら好きなことやろう!と意気込んでいても、お金がなければ出来ることが限られ、健康でなければ動けず、何十年も趣味を持っていなければ、すぐに切り替えるのは難しい、というよりかなり無理だからです。

60代になる前から準備を始めることで、シニアになってスムーズにライフスタイルを変えることができます。

回転ドアの向こう側に行くように、自分で押して前進するのです。

そこでシリーズで、リタイア後はひとり旅をしてみたい人のために、ひとり旅のノウハウや、ひとり旅の良さをお伝えしています。

今回は、第5話「28年前から心に響き続けている1曲に再会するために」です。

1.問い合わせの電話が殺到した”あの曲”


1995年NHKスペシャル「映像の世紀」が放映されました。テーマ曲について、番組終了後「あの曲は何だ」という問い合わせがNHKに殺到したそうです。

その曲とは、加古隆さん作曲の「パリは燃えているか」。

1995年当初はピアノのソロでしたが、2010年に加古隆クァルテットを結成してからは、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの四重奏になっていきます。

2.私にとっての1995年

「映像の世紀」の放映がスタートした1995年は、1月17日に阪神淡路大震災、10月に結婚という、私にとって激動の1年でした。

ですので、「パリは燃えているか」との出会いが、いつ、どこで、どういう風に聞いたか詳しいことは記憶にありません。

ただ、「映像の世紀」という番組の映像、山根基世アナウンサーのナレーション、そしてピアノの旋律は、私に強烈な印象を残し、その後何十年も心に響き続けたことは、間違いありません。

3.2023年、1曲を探し求める旅へ

番組の曲は、加古隆さんという方の作曲で、曲名「パリは燃えているか」というのを知ったのは、ここ数年のことです。

今年の4月に、加古隆さんのYoutubeを聞いていたからか、加古隆さんの記事がネットにあがってきて、八ヶ岳高原音楽堂でのコンサートを知りました。

わずか200席の無垢でできた音楽ホール。
迷わず、すぐにチケットを買い、宿を予約し、神戸~松本間の飛行機の予約をしました。

◆八ヶ岳高原音楽堂のホール内

◆八ヶ岳高原音楽堂の外観 
◆加古隆さんが演奏したピアノ
遠くにアルプスの山並みが見えました。

そして、私は28年前の曲との再会を果たします。
今回のひとり旅の目的は、このコンサートでした。

◆チケット
◆演目

50周年ということで、デビューからこれまでを振り返るプログラムになっています。

加古隆さんは、2010年に加古隆クァルテットを結成。
その前年2010年から、あるツアーに参加して若い世代と触れ合う機会が増えたことで、「今後、もっと僕らしい活動するにはどうすればいいかを考えた」。という意味の事をコンサートで話されていました。

その結果がクァルテットなのだと。

楽器それぞれの旋律が響き、同時に4つの音が重なって広がる、そんなイメージをしていたら、このポジションになったとのこと。

ちなみに、NHK「映像の世紀」は、当初のNHKスペシャル1回の放映が、反響の大きさゆえにシリーズ化され、更に「新・映像の世紀」、「映像の世紀プレミアム」、そして今の「映像の世紀バタフライエフェクト」となっていきます。

デジタルリマスターも含めて、100年前なのに映像がとても鮮明。その時代に生きる人々の喜びも悲しみも、怒りも悲惨さも、全てが高い解像度で記録されています。「パリは燃えているか」もまた、それらを高い解像度で語っている一曲なのだと思います。

コロナ真っただ中の2020年、加古隆クァルテットのコンサートは全国で中止か延期になりました。

でも、この八ヶ岳高原音楽堂でのコンサートだけは開催されたそうです。

加古隆50th Anniversary Concert。
コンサートでは、加古隆さん自ら、曲が作られた背景や、どんな景色を思い浮かべたのか、ご自身にはどんな出来事があったのかなどを解説しながら、演奏してくださいました。

何年後かもまた、この八ヶ岳高原音楽堂で、再会したいです。

つづく

4.これまでのお話

アラフィフ女ひとり旅~信州編~シリーズは、これまでのお話予告~第5話までのリンク集から記事をご覧いただけます。

5.次回の予告

次回は、タイトルは、「富裕層向けの宿に泊まってみた」。八ヶ岳高原音楽堂を運営する西武系列のホテルをご紹介します。お楽しみに!

★愛をかたちにして、より良い人生を↓↓↓

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