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介護度とは?要介護・要支援の区分の違いと要介護認定はどのように行われるか

介護度とは、高齢者や身体障害者などの日常生活における支援が必要な度合いを表す指標です。介護保険制度では、介護が必要な人の介護度合いに応じて、介護サービスの内容や費用が決まります。

介護度 基準

介護度は、介護保険制度において「要支援」「要介護1~5」の6段階に分類されます。詳しく説明すると、以下のようになります。

  1. 要支援(要支援1・要支援2) 要支援とは、身体的な支援や生活上のアドバイスが必要な程度で、独り立ちできる能力がある状態を指します。要支援1は、日常生活の中での調理、掃除、買い物などの簡単なことに支援が必要な状態です。要支援2は、要支援1の状態に加え、移動や入浴、更衣など、身体的な支援が必要な状態です。

  2. 要介護1とは、身体的な支援や生活上のアドバイスがより多く必要な状態で、日常生活を維持するのに一定の支援が必要な状態を指します。

  3. 要介護2とは、身体的な支援や生活上のアドバイスが非常に必要な状態で、日常生活を維持するためには高度な支援が必要な状態を指します。

  4. 要介護3とは、身体的な支援や生活上のアドバイスが非常に多く必要な状態で、日常生活を維持するためには24時間365日の支援が必要な状態を指します。

  5. 要介護4とは、身体的な支援や生活上のアドバイスが非常に多く必要な状態で、更に身体機能の一部を失っている状態を指します。

  6. 要介護5とは、身体的な支援や生活上のアドバイスが非常に多く必要な状態で、日常生活を維持するためには高度な医療技術や専門的な介護が必要な状態を指します。




要介護認定はどのように行われるか

要介護認定は、介護保険制度に基づいて行われます。以下に、要介護認定の流れを説明します。

  1. 申請書類の提出 要介護認定を受けるためには、申請書類を介護保険担当窓口に提出する必要があります。申請書類には、本人や家族の氏名、住所、年齢、病歴、障害状態、生活状況、介護を必要とする内容などが記載されます。

  2. 介護支援専門員による訪問調査 申請書類の提出後、介護支援専門員が本人宅を訪問し、実際に生活している状況を把握します。この時に、本人や家族の話を聞き、身体機能のチェック、日常生活の状況などを調査します。

  3. 医師による医療的判断 介護支援専門員による調査の結果、要介護状態が疑われる場合には、医師による医療的判断が行われます。医師は、病歴や検査結果などをもとに、要介護度を判断します。

  4. 要介護度の決定 介護支援専門員による訪問調査と医師による医療的判断の結果、要介護度が決定されます。要介護度に応じて、介護保険サービスの種類や負担額が決まります。


なお、要介護認定の結果は、介護保険被保険者証に記載されます。また、認定結果に不服がある場合には、審査請求や再調査の申請ができます。

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