見出し画像

【上智大学女声OG合唱団】♬シニアコーラス団体ご紹介

2024年2月に開催予定の「第27回 シニアコーラスTOKYOフェスティバル」に出演予定されている 上智大学女声OG合唱団 さんをご紹介いたします。


【上智大学女声OG合唱団】 について

2018年・OG合唱団創立20周年記念演奏会

ーー団体の特徴について教えてください

私たちは上智大学女声合唱団のOGによって結成された合唱団です。大学の合唱団が1958年に活動を始めたのに対し、OG合唱団はそれから40年後の1998年に誕生しました。その始まりは、1994年にOGの一人が大学女子寮のシスターからクリスマス・ミサの聖歌を歌ってほしいと依頼され、数名の仲間に声をかけて練習を始めたことから生まれました。

少しずつその輪が広がり、1998年には鈴木与志一先生を指揮者に迎えて、正式に団が結成されました。鈴木先生のご指導のもと、私たちは内輪のミニコンサートから始まり、地域の合唱祭への参加、上智大学グリークラブOB合唱団演奏会への賛助出演、そして鈴木先生門下の合唱団のコンサート「コーラスの響き」への参加など、活動の場を少しずつ広げてきました。2018年には、OG合唱団創立20周年記念演奏会も開催することができました。

残念ながら、20年以上にわたり私たちを導いてくださった鈴木先生が急逝されたことは大きな喪失でした。しばらくは茫然とし、進むべき方向を見失っていましたが、ピアノの中島由紀先生のご紹介により、栗原寛先生を指揮者に迎え、新たな一歩を踏み出すことができました。

ーー現在の団体の活動状況を教えてください

2023年・上智大学グリークラブOB合唱団CONCERT2023賛助出演のステージ

現在の団員は50〜80代の女性26名。50代から80代まで幅広い年齢層が揃う中、驚くべきことに、もっとも人数が多いのは80代のメンバーです。そうした中高齢の皆さんが集う、まさにシニア中のシニアの合唱団と言えるでしょう。

1回約2時間、月に2回の練習をおこなっています。

栗原先生は度々、「もっと夢見る乙女の気持ちで!」などとおっしゃいますが、それはまるで無茶なお願い(笑)と思いつつも、私たちは笑いながら「そんなの忘れちゃったわよ~」と口にしています。しかし、それでも練習中は、年齢を忘れてしまうかのように、箸が転んでもおかしい、笑いの絶えない場となっています。

この合唱団では、栗原先生の言葉にはいつも笑いと共に、元気と勇気がつまっています。先生の言葉は、私たちに若々しい心を思い出させてくれるような魔法の言葉のようです。時には笑いながらも、先生のおっしゃることに真剣に耳を傾け、それを取り入れることで、私たちは練習をより楽しく、もっと意義あるものにしています。

このような環境の中で、私たちは皆、心からの歌声と共に、乙女の心を忘れないでいるのかもしれません。栗原先生の指導のもと、年齢にとらわれず、歌うことの楽しさや素晴らしさを存分に楽しんでいます。

「第27回 シニアコーラスTOKYOフェスティバル」への意気込み

ーー「第27回 シニアコーラスTOKYOフェスティバル」への出演が予定されています。今のお気持ちをいただけますか

今回、初めてシニアコーラスTOKYOフェスティバルに参加させていただきます。

私たちは、全員が上智大学の卒業生であり、上智大学女声合唱団のOGによって結成された合唱団です。今年で結成から26年が経過しました。50代から80代まで幅広い年齢層が揃っていますが、同窓の集まりならではの暖かさや絆、そして一体感を感じることができます。

何年経っても変わらないのは、私たちのチャレンジ精神です。年齢や経験にとらわれず、新しいことに挑戦し続ける姿勢が私たちの中に息づいています。

そして、その証拠として、今回のシニアコーラスTOKYOフェスティバルへの初参加が挙げられます。この新たな舞台に向けて、私たちは心を一つにし、若さと情熱を持って歌声を響かせる準備を進めています。

このシニアコーラスTOKYOフェスティバルへの参加は、私たちにとって新たな挑戦ですが、同時に過去の経験や歴史を背負って臨むものでもあります。私たちの歌声が、長い歴史と共に新たな一歩を刻むことができることを誇りに思います。この合唱団は、上智大学の精神と伝統を受け継ぐ場所でもあります。私たちは、その精神を胸に、新たな舞台での演奏を心待ちにしています。

お問い合わせ

上智大学女声OG合唱団 や「シニアコーラスTOKYOフェスティバル」へのお問い合わせは、下のお問い合わせフォームからご連絡ください。
本noteで紹介希望されるコーラス団体も募集中です。掲載を希望される場合、まずは下のお問い合わせフォームからご連絡ください。