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心の渇きはほっておいても癒されない

けんすけです。

心は渇きやすく、簡単に潤すことはできません。

喉の渇きなら、水道の蛇口を捻ればいいのですが、
心の渇きを癒すには工夫が要ります。

まず心が乾きやすい例として、
私の「欲しがる」心について書きます。


ネットビジネスをやっていると、
パソコンデスクは必須アイテムです。

家にあるデスクが小さくて、
キーボードが邪魔でノートが置けません。

だから何か書きものをする時は、
リビングに出向かなければならず、
前々から不便を感じていまいた。

大きいデスクが欲しいと、
常日頃考えていたのですが、
最近、ついにデスクを新調!

これが快適で、PC操作しながら書きものができるだけでなく、
デスクトップとノーパソまで、同時に扱えます。

まさに望みのものを手にしたわけで、
大変満足しているのですが…


デスクに向かう度に、満足感を味わっているかというと、
そんなことはなく、
買った次の日にはデスクについて考えなくなりました。

買う前は毎日のようにデスク、デスク、と思っていましたが、
手にいれたとたん「当たり前」になってしまい、
次の欲しいものについて考え始めます。

何かを欲しいと強く思うのは「心の渇き」です。

渇きを癒すために買ったはずが、
翌日には次の渇きを求めてしまう、
人間とはそういう生き物なのでしょう。


これはビジネスについても、当てはまりますね。

懸命にビジネスに取り組んでいて、
初報酬が出れば嬉しいものです。

だけど、翌日には
「なぜ今日は報酬が出ないのか」
と悩み始めます。

報酬が出るようになれば、
「月1万をなぜ超えないのか」

月1万をこえれば、
「なぜ月5万じゃないのか」

月5万を達成すれば
「10万いかないと一人前とは言えない」

きりがありません。

せっかく目標を達成しても、
次の日にはそれが当たり前になってしまうと、
永遠に目標を追い続けることになります。


あ、もちろん、自身を成長させるという、
前向きな目標ならいいんです。

達成できない自分を責め、追い込んでいると、
心はどんどん渇いていきます。

心の渇きはほっておいても癒されません。

意識して水を飲まなければ、
いつまでも渇いたままです。


ビジネスの場合は、
必ず浮き沈みがありますし、
なかなか成果が伸びないということもありますので、
報酬だけを目標としないことです。

報酬だけを追い続けるよりも、
ブログであれば読者の反応であったり、
「ビュー数を月当り100伸ばそう」など
目標を細かく設定して達成しやすくします。

1時間で1記事書くなど、
作業そのものを目標にしてもいいでしょう。

そして目標を達成する度に、
「意識的」に満足します。

達成した目標が当たり前になったら、
また次の「小さな目標」を決めます。

その小さな目標の積上げが、
やがて大きな目標につながります。

報酬アップなど、大きな目標だけに拘ると、
満足を味わう機会が少なく渇きが進みます。


難しいことでも、続けていれば楽しみは見つかるものです。

勉強だって、最初は気が乗らなくとも、
問題が解けるようになれば楽しくなりますね。

偏差値を10伸ばす、
ことを目指してもいいのですが、
それに拘りすぎると日々の勉強が苦しくなります。

それより、目の前の1問が解ける喜びを大事にしましょう。

その喜びが勉強を楽しくし、
楽しみながら取り組むことで、
自然と成績は上がっていきます。


ビジネスもまず、目の前の作業を大事にし、
達成できた自分を褒めてあげましょう。

小さい喜び、楽しみ、の積み重ねが、
いつか大きなビジネスを作り上げるのです。


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