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平穏無事な人生も悪くないかもしれない

このままうまくいけば何事も平穏無事に年老いていくのか?

人生において何の賭けもなく、やりたい大きな野心も抱かなかった。

あとの老後人生は、良くて平穏無事に余生を送るということになるか。

それも最低限の幸福の印かもしれない。

世の中には50歳を過ぎて失業したり多額の借金を抱えたり伴侶肉親を失ったり、

介護に明け暮れたりしている人たちが5万、いや何千万人もいることだろう。

それに比べたら自分の人生は良くも悪くも波風たたせずに平穏に老後を暮らせるかもしれない。

これも一つの幸福の形だと思う。

自分に自信を持つこと。これに限る。

脳内で強迫神経症みたいに何回も再生する思考の堂々巡りも、結局は自分自身に自信がないから何回も繰り返すのだ。

自分を信じていればこのような無駄な雑念の繰り返しを自分に課すこともないだろう。

一度思考したらそれで終わりとする。

自分を信じることは、畢竟自分を自分自身にゆだねることである。

自分を自身にゆだねるということは自分にまかせるということである。

過ぎ去ったことは考えない、ただ今のこの瞬間に集中せよ。

仕事が終わったら仕事のことは考えない。

ただここにあるささやかな幸福。

今を失うな、今にこそ生きる、今この瞬間が救い。

自分ひとりの時の時間は徹底的に自分ひとりのための特権的な時間にせよ。

そのためには自分が嫌なことは徹底的にせず、好きなことのみにフォーカスすること。

 

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