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3回目の翡翠拾い、敗北

敗北を味わった。
今回は、拾えなかったわけではなく拾えたからこその敗北、そして少しの屈辱感があったのだった。

原因は分かっている。
・目が出来ていない
・探す時間帯が遅い
・探す時間が短い

この敗北する様子が誰かの役に立てば幸いだ。


親不知ピアパークの漁火で「海鮮丼」をいただき、12時頃からの遅いスタートだった。
親不知はたくさん人がいたので海岸には降りずに、前回と同じ勝山に。
親不知で探さなかったのは、たくさん人がいる中で見つける自身がなかったからだ。朝一なら良いんだろうけど昼から探して見つかるものだろうか。
自身がない中じゃ見つかるもんも見つからない気がしたというのもある。いやどちらにせよ見つからなかったのだが。

勝山では前回とは反対方向に歩いてみようと思ったのだけど、先客ハンターがいたのでけっきょく前回と同じコースに。

海鮮丼でお腹が膨れてしまい苦しい。。ゆっくりとしか動けない。
前回のようになにも食べないほうが調子がいいみたいだった。

今回はそんなゆっくりした動きで、海に少し深く入ったり出たりしてジグザグに探してみた。この方法が良いのか悪いのかよく分からないが、この方法で完全に翡翠だと思った石をひとつ見つけたのであった。

翡翠は、見つかったところの周辺を探すと良いらしいという情報を得ていたのでくまなく探すとまたひとつ見つかった。

2つも完全に翡翠だと思う石を手に入れたことにより、とても満足してしまい、この時点でたった2時間だったが、身体もキツかったので、早々に鑑定をしてもらいにFMMに行きました。

前回の最後に紹介した石もプラスして、3つを鑑定をしてもらった。

さて結果だが

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「左」の石が前回拾った石だ。
「これはもう完璧にキツネ石ですね」とのこと。翡翠かどうかではなく、何なのか聞きたかったのだけど、あまり詳しくは聞くことが出来なかった。白い部分の結晶はけっきょく、紙に書いてある石英や霞石、白雲母のどれかの結晶ということなんだろうか。

「右の二つ」が前述した完全に翡翠だと思った石だ。なぜ、こんな石を翡翠だと思ったのか?ということがどこかの誰かの役に立てば自分も報われる。もしくはこんな人もいるのか、と安心して下さい。

ひとつめは真ん中の「ロディン岩」の方を拾ったのだが、実は見つけたときは問題なく「ロディン岩だろうな」と思っていた。しかし、拾った瞬間にけっこう重かったのだ。そしてなんかキラキラしている。

このキラキラだ。画像ではちょっと分かりづらいかもしれない。

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今まで見つけたロディン岩にこんなキラキラは無かった。

この穴ぼこらへん以外に結晶は見当たらなかったけど、結晶が分からないような翡翠もあるらしいし、と何故か自分の都合のいいように考え始め、本物の翡翠はやっぱ綺麗な緑色してるんだなあとか思ったりして、翡翠だと確信に変わってしまったのである。

あとでネットで調べてみると、キラキラとした穴は「晶洞」というものらしい。「晶洞」を画像検索するとどんなものかよく分かる。これが晶洞か。
ロディン岩にはよく見られるらしく、翡翠には無いらしい。

そして比重も調べたら、翡翠とロディン岩は同じ比重とのこと。

ロディン岩と翡翠の見分け方のまとめ

・晶洞があったらロディン岩
・カッターで削れたらロディン岩
・比重は同じ
・翡翠のほうが結晶があってもっと輝いているんだろう。翡翠を拾ってみないと分からないが。


そして右側の石だが、これは「ロディン岩」を見つけた後に、同じような「晶洞」があったために何故か翡翠だと思ってしまった。。晶洞が緑色してるのだ。いま思うとなぜこんな石をそう思ったのか分からないけど、夢中になるとダメですね。こんなにも自分は冷静じゃないのかと、毎回気が付かされる。

以上、3回目は敗北を喫することとなったのだが、実はちょっと楽しみなのこともある。これらを削ってみようと思っていることだ。

小さい卓上グラインダーと耐水ペーパーを持っているので、削ってみようと思う。ルーターも買う。

緑と白で分かれているキツネ石を綺麗に仕上げたい。すごく楽しみ。


マガジンにしました。


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