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戦国note

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2023年8月の記事一覧

佐倉城~多くの幕閣を出した土の城

 中世(戦国時代)までの城郭は石垣の少ない土づくりの城、近世(安土桃山~江戸時代)の城郭は石垣づくりの城――というのは、城ファンの常識といえるでしょう。  とはいえ、何事にも例外はあります。千葉県佐倉市にある佐倉城は、佐倉藩主の居城となった近世城郭ですが、石垣を用いない土の城でした。  過去に紹介したことのある土浦城も、土づくりの近世城郭の一つです。  佐倉城は、戦国時代に当地の豪族・千葉氏が築城を開始。江戸時代になって譜代大名の土井利勝が入り、城が完成しました。  佐

長宗我部信親(ちょうそかべ のぶちか)のお墓

大分県戸次の地にて長宗我部信親のお墓があります。戦国時代、長宗我部といえば四国の武将です。なんでこの地に?と思い立ち寄りました。 長宗我部信親は1565年(永禄8年)、土佐の長宗我部元親(ちょうそかべ もとちか)の嫡男として誕生。幼少時から聡明であったため父から寵愛され、時期当主として期待が厚かった。元服後は父に従って転戦、四国統一のために尽力した。 1585年(天正13年)豊臣秀吉の四国攻めに長宗我部元親は降伏。土佐一国の大名となる。 1586年(天正14年)大阪にて豊臣