土浦城~低地を生かした水の城郭
茨城県土浦市にある土浦城は、続日本百名城にも選定されています。現在城址公園になっている地域は小さいですが、かつては土浦藩の藩庁として広大な城域を持ちました。
水に浮かんだ「亀城」 土浦城は、霞ヶ浦の近くの平地に築かれた平城です。洪水の際に周囲が水に漬かっても城は水没せず、それが亀の甲羅に見えたので「亀城」という別名があるとのことです。
土浦城は15世紀に、常陸の戦国大名・小田氏の家臣によって築かれました。その後幾度かの改修を経て、江戸時代には土浦藩の政庁となりました。