三世代の画家 | 小松雅利
N・C・ワイエス(1882年~1945年)はマサチューセッツの農場で少年時代を過ごした後、デラウェア州に行き、有名なさし絵画家ハワード・パイルに学びました。
西部への強いあこがれを抱いてコロラド、アリゾナなどを転々としながら、アメリカの自然と人間を描き、「宝島」などのさし絵で評判もとりました。
自画像やインディアンの絵などには確かな技術が感じられます。
丹念な描写のドライブラッシュやテンペラ作品に水彩、鉛筆デッサンを加えて、その鋭い持ち味を楽しませます。
15年にわた