見出し画像

サボっていました。

大変ご無沙汰しております。

Mです。


久しぶりにnoteを開いてみたら、最後の更新がなんと昨年の7月……。
忙しさにかまけていたら半年以上ぶりの更新となってしまいました。


実は弊社、来学期から新メンバーを迎えることとなり、この冬は採用活動をしていいたのですが、その際に「note見てます!でも最近更新がないようで…」と何人かに指摘され…。
猛省してようやく筆をとった次第です。


これからはせめて3か月に1回でも更新できるように頑張ります。(甘すぎる)


これまでの樂舎は…

さて、2021年の下半期がまったくの空白になっていたように見えますが、
樂舎はちゃんと動いておりました。

ざっと公開作品を振り返ると…

・総理の夫

・Our Friend/アワー・フレンド

・リスペクト

・恋する寄生虫

・ドーナツキング

・ラストナイト・イン・ソーホー

洋画も邦画もジャンルも多様な計6本。


そして2022年ももう3月になりましたが、その間にもすでに下記の5作品が公開しています。

・WOWOWオリジナルドラマ 神木隆之介の撮休

・クライ・マッチョ

・オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-

・連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班

・選ばなかったみち


映画の宣伝会社ですが、ドラマの宣伝もたまにさせていただいているんです。

WOWOWの「神木隆之介の撮休」は再放送中、「邪神の天秤」は現在絶賛放送中なので、よろしくお願いいたします!



最新映画のご紹介



そして、ここからはお待ちかねの新作映画のご紹介です!


現在公開中の映画『オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-』は、言わずと知れた英国紳士、コリン・ファースを主演に迎え、第二次世界大戦を舞台に繰り広げられるスパイの頭脳戦を描いた物語。


制服コリンがかっこいい!/©Haversack Films Limited 2021

1943年、打倒ナチスに燃えるイギリス軍はドイツ軍の防備に固められたイタリア・シチリア島を攻略する計画を立てていた。そこで英国諜報部MI5の面々は、欺瞞作戦“オペレーション・ミンスミート”を思いつく。その作戦の内容は、<イギリス軍がシチリアではなく、ギリシャに上陸するという嘘の計画を示す偽造文書を持たせた死体を地中海に流し、ヒトラーを騙そう!>というまるでおとぎ話なトンデモ奇策だった――。秘かに入手した死体を名付け、100%嘘のプロフィールをでっち上げ、ヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込みながら、一大騙し合い作戦の幕が開ける――。


戦争映画ではありますが、戦闘シーンはまったくなく、爆弾も銃ももたず、戦略と奇想天外なアイディアだけで戦いに挑むMI5の“影の戦争”が描かれています。頭が良くて仕事もできるのに、ちょっと変わっているキャラクターたちと、イギリスらしいユーモアあふれる粋な会話劇がとても面白く、どちらかといえばコメディ寄り?のエンタメ映画となっているので、心構えなく見て満足感が得られる作品です。


そもそもこの作品は「ナチを欺いた死体 英国の奇策・ミンスミート作戦の真実」という原作本の映画化となるのですが、ノンフィクションなのに作風がコメディなんです。作戦の裏側を順序だてて明かしていくのではなく、作戦に関わった人のどうでもいい細かすぎる情報など無駄知識満載!そこそこ分厚いですが面白く読み切れちゃいます。映画を観たらぜひ原作本も読むことをおすすめします。




そしてもう1本の公開中作品は『選ばなかったみち』。別作品ですが本年度のアカデミー賞主演男優賞にノミネートを果たしたスペイン出身の名優ハビエル・バルデム、とみんな大好きエル・ファニングが共演した父娘の物語。


色合いが美しいポスター/© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020

個人的に『ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界』でのエル・ファニングがこれまで出演した映画の中で一番可愛く切り取られていると思っているのですが、そのサリー・ポッター監督が再度エルとタッグを組んだのがこの作品。


ニューヨークに住むメキシコ人移民レオ(ハビエル・バルデム)は作家であったが、若年性認知症を患い、誰かの助けがなければ生活はままならず、娘モリー(エル・ファニング)やヘルパーとの意思疎通も困難な状況になっていた。ある朝、モリーはレオを病院に連れ出そうとアパートを訪れる。モリーが隣にいながらもレオは、初恋の女性と出会った故郷メキシコや、作家生活に行き詰まり一人旅をしたギリシャを脳内で往来し、モリ―とは全く別々の景色をみるのだった――。


父レオに扮するハビエル・バルデムの演技が見ものです。認知症となり意識がここにあるのかないのか定かではない目の演技。『ノー・カントリー』の時のギンギンにキマッた目といい、『DUNE』でオスカー・アイザックを睨みつけながら唾を吐く姿だったり、私の中ではハビエル=目力というイメージがあるのですが、その力がまったく消し去られているのです。とはいえ濃い顔なのでそれはそれで迫力があるから余計に怖い。現実のレオの目は朧気だけれど、幻想の中に現れる時の目は本当に生き生きしていて…、名優の底力を堪能できます。


それに負けないエルのまっすぐな瞳も美しくて印象的。天使のような孝行娘で、父に振り回される姿にとても胸が痛くなるのですが、最後にはぞくっと鳥肌のたつ予想だにしない結末が待ち構えています。ぜひ最後の落差を楽しんでいただきたいです。




とても長くなりましたが、良質な作品が揃った2月公開作。どちらも劇場でお楽しみいただければ嬉しいです。


これからの公開作

そして、3月の公開作はこちら!!

大作に出演するイメージがあまりない俳優陣の並びがツボ/© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC

2月の作品から打って変わって、超大作ヒーロー映画です。樂舎もここまで大規模作品の宣伝は初めてとなるのですが、毎日刺激的な日々を送っています。全米では明日3月4日(金)より公開なので、すでにお祭り騒ぎですが、日本では来週3月11日(金)より公開となりますのでご期待ください!


バットマン映画はダークナイトトリロジーしか通ってこなかった私、今回0からDCを勉強しました。今やバットマンのスーツで作品が分かるようになりました。伝説的な映画に関わることができて嬉しい限りです。


もう公開がすぐそこなので、またきっとすぐにnoteも更新する(しなければ)と思いますが、危険は冒さない主義なので約束はしないでおきま~す…。



それではまた。

そして今さらですが、2022年も樂舎をどうぞよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?