2023シーズン第9節清水エスパルス戦

今年のJ2は開幕前から"例年以上に面白くなるだろう"と各メディアで言われていた。

私もそんな期待をしていた人間の1人だ。

理由の１つとしてJ2で戦う「選手」
将来性、タレント性のある選手が多くプレーする。

中でも今回対戦する清水エスパルスは
どのポジションもレベルの高い選手が務めている。

そんなワクワクするチームとミッドウィークの夜に激突となった！

●J2と思えぬほどのスピード感

by大山翔

byミラ仙スタッフ

前評判通り激しい攻防が見られる試合だった。

清水エスパルスは
左利きFWディサロ燦シルヴァーノを右サイドハーフに置き、チャンスメイクというよりかは利き足からのゴールを狙うようなメッセージであろう。

そしてこの日、最も厄介だったのが元日本代表MF乾貴士だ。
攻撃ではピッチのどこにでも顔を出し、捕まえ切れずフリーなる場面やアイデア溢れるプレーでベガルタの守備網を掻い潜るシーンが幾度も見られた。

ベガルタ仙台も負けじと
前線のプレスバックなどを積極的に行い
高い位置からボールを奪い、ショートカウンターで清水のゴールを脅かした。

後半はやや落ち着きを持たせた戦い方となったベガルタ仙台は…
疲労的な問題で強度が落ちたのか？
攻撃に迫力を欠き、幾度も守備でもディフェンスの裏を取られるシーンが見られた。
GK林彰洋が冷静に対応し、ことごとく失点を防ぐ形となった。

そんな中で、
MFフォギーニョを投入し
MF郷家友太をFWの一角に配置した事により1点を返す事に成功。

何とか、勝ち点１を取る事が出来た。

MCの大山翔は伊藤監督の采配に称賛する中

ミラ仙スタッフは選手交代に疑問あるよう…。

前半の内容は負けていなかったので、後半も続投しても良かったのではないか？
①守備の部分では、よりプレスバックを強める。
②攻撃の部分では中島元彦のサポートを増やしつつ、ボールを持つ時間も作る。
運動量を増やす形となるが、
本編#101で話したようにエスパルスが前半のようなクオリティが出せるのは乾貴士が出てる時だけなので…
彼は90分プレーしないで後半途中でベンチにさがるだろから、そうなれば得点も見えて来ないかな？
（ミラ仙スタッフ談）

何はともあれ、2人とも
今回の試合に熱く入り込めたようで…
アウェイで取れた「勝ち点１」にも
満足の行く結果だったのではないでしょうか？