2023シーズン第36節ジェフユナイテッド千葉戦

苦しい暑さが和らいで来て
過ごしやすい気候になってきた。

サッカーのしやすい季節、観やすい気候。
Jリーグは終盤戦に入っている。
コンディション維持をしっかりして駆け抜けていこうと集中している選手も多いだろう。
昨シーズンはW杯の影響で過密スケジュールが多く怪我のリスクと戦っていかなければいけなかったが、それに比べると今年はまだやりやすいだろう。

今回対戦のジェフユナイテッド千葉の選手も
チームの好調、そして選手たちのコンディション維持をしていきながら今シーズンを駆け抜けたい。
そんな所ではないだろうか？

⚫︎今シーズン積み上げた自信の差

by大山翔

6位まで順位を上げた好調ジェフユナイテッド千葉。
5連勝で来る所に我がベガルタ仙台との対決！
千葉のDFリーダー鈴木大輔の出場停止で、連勝ストップか？はたまた勝って更に自信をつけるのか？

サッカーファンとして展開を見守りました！

ジェフ千葉のセンターバックに入ったのは
佐々木翔悟とメンデス。

キックオフ！

最初見せ場を作ったのはベガルタ仙台。
この試合は後ろからのビルドアップにこだわっていた印象だ。

低い位置へボールをもらいに下がったアンカー松下佳貴が長距離スルーパスを通し左サイドの齋藤学へパス！

また最終ライン福森直也からジェフ千葉の守備陣の裏を狙いホヨンジュンへパスを通す。

丁寧に後ろで動かして、裏を狙う！
最初2本、チャンスを作った。

しかし、その後ジェフはしっかり対応した。
前からのプレス。
そしてボランチ田口泰士がしっかり潰す。

攻撃ではドゥドゥ、見木友哉、呉屋大翔、日高大らが左サイドからの攻撃を中心に
勢いを持った推進力でベガルタゴールに迫っていた。

本来、セカンドトップのポジションであろう背番号10番 見木友哉 の凄みを体感した。
ボランチの位置に入りながら、自らの特徴を殺さずにしっかりボランチとして成っていた。
若かりし頃のイニエスタか、ディ・マリアか、マルキージオか…。

見木友哉と田口泰士が中心でしっかり支えてチームを動かし、周りの選手が躍動する。
チームのまとまりと、何人か個性的な選手のアクセントがジェフ千葉にはあった。

今のチグハグしたベガルタ仙台には難しい相手だ。

しかも唯一の不確定要素を背負っていた
センターバックの選手 佐々木翔悟にプロ初ゴールを先制点で取られてしまい、この2時間のドラマのシナリオはジェフ千葉のモノになってしまった。

秋山陽介、鎌田大夢らが低い位置で
華麗に突破を見せていたものの
攻撃には効果的なものにならず、ベガルタ仙台の攻撃陣は沈黙続きだった。

後半、途中出場の中島元彦のミドルシュートで1点返すも、完敗だった。

ジェフユナイテッド千葉はこの試合で5位に浮上。
そしてベガルタ仙台は18位に転落。

開幕時、J1昇格を目指したチームは
残りの試合 J2での残留争いを戦うことになった。

前回対戦の水戸ホーリーホックもいいチームだったが
それ以上にジェフ千葉いいチームだった。
1人1人のプレーに自信を感じました。

一方、ベガルタ仙台の選手には迷いが感じる。
昨年のブラウブリッツ秋田のように上向きで終われると良いですね。