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輪島市河井町周辺(2011年2月撮影)

「令和6年能登半島地震」の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申しあげます。

私は2009年4月から2013年にかけ、石川県金沢市の大学に通っていました。今回の地震で大きな被害を受けた地域も、専攻のフィールドワークや個人的な旅行で足を運んだ、思い出深い地です。

ニュースやSNSでは、無惨な「被災地」の姿が繰り返し伝えられています。
その重要性に異議を唱える余地は無い一方、土地の記憶が強く上書きされることで、変わり果てる前の姿を思い出せなくなることもまた、つらく残酷なことであると考えます。
まさに私が石川県に住んでいた頃、故郷の宮城県を襲った大災害でそのことを痛切に感じました。
今回の災害で初めて能登の地名と意識的に触れたという方に、以前の姿を知っていただき、確かに存在した(している)営みに思いを寄せていただきたいという思いから、写真を掲載いたします。

まだ発災から間もない時期です。被災前の姿を思い出すことがつらいという方も多いかと存じます。どうか、ご無理はされないでください


輪島市河井町(朝市通り周辺)2011年2月撮影

朝市通り
湯楽里
工房長屋

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