佐々木佳@仙台 : Interview, Writing, and more

フリーの取材記者(ライター)| 仙台市在住 | まちづくり系学生→地方紙記者→メディア…

佐々木佳@仙台 : Interview, Writing, and more

フリーの取材記者(ライター)| 仙台市在住 | まちづくり系学生→地方紙記者→メディアベンチャー→採用広報→独立 | WEBメディア・雑誌・採用HP・各種LP・社内報などのインタビュー・ライティング | 皆さまの「伝えたい・届けたい」のお役に立ちます!

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ポートフォリオを作りました

このたび、RESUMEを使ってポートフォリオを作りました。 フリーランスになるまでの経緯やこれまでの経験・実績をまとめています。ぜひご覧ください! これまで「ライター」とは言いつつも、noteや他のSNSでは、あまりライターらしいことを書けていませんでした。試みてはいたのですが、正直しっくり来ておらず……。 いろいろな事情で、いわゆる「セルフブランディング」は難しい……と思ってきましたが、確定申告で「もっと自分のことを知ってもらい、お仕事の幅を広げなければ!」という機運

    • 杜の都はベストシーズン

      青葉のまぶしい季節になりました。 杜の都・仙台のベストシーズンだと思います。 初めて仙台を訪れる人は全員、この時季を選んで来てほしいくらいです。街を歩いていても、運転していても、「地元ながら、あっぱれ」と思います。 初夏の日本はどこも見栄えするのでは?……というご指摘はもっともかもしれません。ケヤキ並木なら大宮にもあるし、広瀬川なら前橋にも流れているし、それぞれに美しいことも知っています。ただ、他の都市と比べることに何の意味があるのでしょうか? 「この時季の仙台は美しい」

      • 春はだめぽよ

        春はだめぽよ。 3月になると、枕草子の「架空の書き出し」を思い浮かべます。 清少納言、もとい、私は春先に心身の調子を崩しやすく、まるで香炉峰から巨椋池へとスプラッシュするコースターのような日々です。突然降って湧いたアイデアを嬉々とノートに書き散らしたかと思えば、些細な言葉でこの世の終わりのように落ち込んでしまいます。 例に漏れず、今年も上下左右に振れ幅の大きい日々を送りました。まさに「だめぽよ」です。地元仙台をはじめ、見捨てず向き合ってくださる周りの皆様には感謝しかありませ

        • 「書く人」だけ、を脱したい(ループ)

          こんにちは。2月も中旬になり、激しすぎる三寒四温に振り回されるこの頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか? 私と言えば、深刻な体調不良と納期ラッシュが重なった時は「もはやこれまでか」と思いましたが、全体を俯瞰すれば仕事は順調です。プライベートでも時々嬉しいことや楽しい思いをする機会があり、これ以上高望みしようという気になりません。 それから、いつも、同じ話。 ところが、相変わらず、前回の投稿と同じようなテーマで悩み続けています。 「自分はライターとして生きていて、本

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        ポートフォリオを作りました

          役に立つ手段を職業で限定している場合か問題

          「ライターなので」って言えるほど自分は偉いのか?いや、偉くない。1件の取材延期で考える 先日、1件の取材が「当面延期」になりました。 取材先は、北陸地方にある物流関連の企業様です。 オンラインでのインタビューを予定していましたが、元日に起きた大地震の対応に追われているとのことでした。 状況を考えれば、やむを得ないことです。延期の連絡を受けた当日は、すんなりと納得しました。 ただ、数日を経過した今、この一件が自分の心にじわじわと圧を加えるのを感じています。私はこの状況に

          役に立つ手段を職業で限定している場合か問題

          地方の仕事 (2024年の抱負)

          1月1日に起きた能登半島地震で被災された方々に、心よりお見舞い申しあげます。金沢大学在学中に親しんでいた能登の地を襲っている未曾有の事態を未だ受け入れることができていません。ただただ無力感に打ちひしがれる日々ですが、いつ、どんな形であっても、自分にできることを見つけた際には、心を込めた恩返しをできればと考えています。 2023年は厳しい結果に 元日から続いた惨禍に、正月気分も吹き飛んだまま仕事始めを迎え、数日が過ぎました。気がつけば今年を展望するどころか、昨年の活動も総括

          地方の仕事 (2024年の抱負)

          能登町宇出津から輪島市町野・曽々木方面の車窓(2012年9月撮影)

          「令和6年能登半島地震」の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申しあげます。 <前回記事> 私は2009年4月から2013年にかけ、石川県金沢市の大学に通っていました。今回の地震で大きな被害を受けた地域も、専攻のフィールドワークや個人的な旅行で足を運んだ、思い出深い地です。 ニュースやSNSでは、無惨な「被災地」の姿が繰り返し伝えられています。 その重要性に異議を唱える余地は無い一方、土地の記憶が強く上書きされることで、変わり果てる前の姿を思い出せなくなることもまた、つら

          能登町宇出津から輪島市町野・曽々木方面の車窓(2012年9月撮影)

          七尾市田鶴浜町(2012年6月撮影)

          「令和6年能登半島地震」の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申しあげます。 <前回記事> 私は2009年4月から2013年にかけ、石川県金沢市の大学に通っていました。今回の地震で大きな被害を受けた地域も、専攻のフィールドワークや個人的な旅行で足を運んだ、思い出深い地です。 ニュースやSNSでは、無惨な「被災地」の姿が繰り返し伝えられています。 その重要性に異議を唱える余地は無い一方、土地の記憶が強く上書きされることで、変わり果てる前の姿を思い出せなくなることもまた、つらく

          七尾市田鶴浜町(2012年6月撮影)

          穴水町穴水駅周辺(2012年6月撮影)

          「令和6年能登半島地震」の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申しあげます。 <前回記事> 私は2009年4月から2013年にかけ、石川県金沢市の大学に通っていました。今回の地震で大きな被害を受けた地域も、専攻のフィールドワークや個人的な旅行で足を運んだ、思い出深い地です。 ニュースやSNSでは、無惨な「被災地」の姿が繰り返し伝えられています。 その重要性に異議を唱える余地は無い一方、土地の記憶が強く上書きされることで、変わり果てる前の姿を思い出せなくなることもまた、つ

          穴水町穴水駅周辺(2012年6月撮影)

          能登町宇出津(2012年9月撮影)②

          「令和6年能登半島地震」の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申しあげます。 <前回記事> 私は2009年4月から2013年にかけ、石川県金沢市の大学に通っていました。今回の地震で大きな被害を受けた地域も、専攻のフィールドワークや個人的な旅行で足を運んだ、思い出深い地です。 ニュースやSNSでは、無惨な「被災地」の姿が繰り返し伝えられています。 その重要性に異議を唱える余地は無い一方、土地の記憶が強く上書きされることで、変わり果てる前の姿を思い出せなくなることもまた、つ

          能登町宇出津(2012年9月撮影)②

          能登町宇出津(2012年9月撮影)①

          「令和6年能登半島地震」の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申しあげます。 <前回記事> 私は2009年4月から2013年にかけ、石川県金沢市の大学に通っていました。今回の地震で大きな被害を受けた地域も、専攻のフィールドワークや個人的な旅行で足を運んだ、思い出深い地です。 ニュースやSNSでは、無惨な「被災地」の姿が繰り返し伝えられています。 その重要性に異議を唱える余地は無い一方、土地の記憶が強く上書きされることで、変わり果てる前の姿を思い出せなくなることもまた、つ

          能登町宇出津(2012年9月撮影)①

          輪島市河井町周辺(2011年2月撮影)

          「令和6年能登半島地震」の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申しあげます。 私は2009年4月から2013年にかけ、石川県金沢市の大学に通っていました。今回の地震で大きな被害を受けた地域も、専攻のフィールドワークや個人的な旅行で足を運んだ、思い出深い地です。 ニュースやSNSでは、無惨な「被災地」の姿が繰り返し伝えられています。 その重要性に異議を唱える余地は無い一方、土地の記憶が強く上書きされることで、変わり果てる前の姿を思い出せなくなることもまた、つらく残酷なことで

          輪島市河井町周辺(2011年2月撮影)

          福の神【2023年の終わりに寄せて】

          福の神 大みそかの午前4時、LINEのメッセージが来ていた。 「一緒に初日の出を見に行かない?」 送り主は、高校の同級生。本人には言っていないが、勝手に「福の神」だと思っている。 出身中学も、部活も、ついでに性別も違う。だが、教室で話せばいつも異様に盛り上がった。当人が真面目な顔をすればするほど、腹が痛くなるまで笑ったのを覚えている。理由は未だにわからないが、私たちはウマが合った。 卒業後は連絡を取り合うことも無く、気がつけば13年ほど経っていたのだが、どういうわけか

          福の神【2023年の終わりに寄せて】

          2023年9〜10月を振り返って―取材だ、選挙だ、地下道だ!

          お久しぶりの投稿です。11月も半ばになってしまいましたが、9〜10月のお仕事や活動について、印象的なものからいくつか振り返り、ご報告いたします。 ライター編1.地域経済ニュースを追いかけ南へ北へ この2ヶ月で最も多かったのは、地元のビジネス誌『仙台経済界』様のお仕事でした。インバウンド誘致の現状分析から、商業施設の店長さんへのインタビュー、地下鉄の新型車両の報道公開など、様々なシチュエーションとスタイルで取材をさせていただきました。 大好きな地元・仙台の経済事情の最前線を

          2023年9〜10月を振り返って―取材だ、選挙だ、地下道だ!

          橋を架ける

          よく、「あ、ここに橋を架けたい」と思う。 運転中、あるいは地図を見ながら、川などで隔てられた土地同士を結んだら何が起こるか想像するのが好きだ。 橋がひとつ架かれば、向こう岸の人たちは通勤通学の経路を変えるだろう。病院や買い物に行く店も変わるかもしれない。 こちら側の人たちも、今までよく知らなかった川向こうの魅力に気づくはずだ。 インタビューの仕事をする時も、似たような想像をする。 私の仕事は、人と人との「間(あいだ)」で生まれる。 他者同士は基本的に、すんなりと分か

          【仕事記録】2023年7月

          気づけば8月も2週間を過ぎようとしているが、先月の記録を付けておきたい。公私とも慌ただしく、メンタルの調子も芳しくなかった。仕事どころか、生活の継続すら危ぶまれたが、どうにかこうにか生き延びた。 これまで 2023年7月のスケジュール帳より月曜日 【打ち合わせ】宮城県内の報道機関様  NPO法人の活動として、コラボレーション企画の会議。 火曜日 【取材】仙台市内のビルメンテナンス企業様  採用HP制作のため、人事担当者様と現場社員様にインタビュー。 【打ち合わせ】