自分のことを「見取り図」と思うようにした。

自分のことを「見取り図」と思うようにした。
図面ではなく、いまをときめくお笑い芸人のほうの見取り図。

なにを言うてんねん と、甲高い盛山声が聞こえてきそうな程に意味が分からないと思うが、これが案外自分のなかでしっくりきている。
最近の気に入ってる捉え方の話をちょっと聞いてほしい。

「一日12ステこなしてる」と思うようにした。

フリーランスで活動されている方や、ましてや超売れっ子お笑い芸人には到底及ばないものの、わたしはわたしの会社員生活のなかで、ありがたいことに自身の顔ありき的な仕事が一気にどかっと決まり、やってもやってもなにも終わらないし休みを削らざるを得ないし、でもやりきりたいこの状態を、

「一日12ステこなしてる」と思うようにした。

いま売れてるから、NGKとマンゲキと森ノ宮マンゲキとルミネと、そんな場所をぐるぐるしながら、ステージをこなしまくっている。

そもそもの自身のマインドを見つめ直すと、自分にとってはたらいて賃金を得ることの根底には「ラジオスターになりたい」とか「ゴールデンの冠番組持ちたい」とかに近いものがあるようにも思う。

だったら普通に仕事がおわんね〜〜!と疲弊の一手を決めるより、劇場に呼ばれまくって出まくって参っちゃうよなと捉える方が状態として近い気もするし、なんかいいかもと思った。思いましたとさっていう、それだけなんですけどね。
自分にとって少し前向きな気づき(気づきとも呼べるのだろうか、捉え方、もしくは発想の転換)があったのでまとめました。

とはいえ一日12ステはさすがにしんどい。
これを一生続けるのは見取り図でも難しいと思うので、何とか工夫をしたいものです。

しっかりおもしろいけど疲れない、
究極漫才を自分のなかで生み出せるといいんだけどなあ。

…!

もしやそれが"システム漫才"ってやつなのか?

次週・自分のことを「ミルクボーイ」と思うようにした。
お笑いは全てを教えてくれるので偉大だ。
どうも、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?