【気づき】Vol.0917(2011年1月15日発行のブログより)
成功手帳。
今年から今まで10年間使ってきた手帳のサイズの、
約4分の1ほどの⼿帳を使うことにした。
その名は、『中村天風 成功手帳 2011』だ。
成功だの夢実現だの手帳にこだわっている人たちは、
ことごとく揃いも揃って成功や夢実現とは程遠い⼈ばっかだった。
勉強ができない学生がやたら参考書に詳しかったり、
安月給の人がスマートフォンやパソコンにやたら詳しいのと同じだ。
だから、サラリーマン時代と独立2年間は
ずっと大学ノートサイズの大型手帳を愛用しており、
ノート代わりも兼ねていた。
すべてが手帳1冊で完結できるようにしていた。
僕のDNAに刷り込まれるほど使いやすかった。
今回10年ぶりにコンパクトサイズの手帳にしたら、やはり違和感がある。
にもかかわらず、コンパクトサイズを使うことにしたのは、
複数の理由と偶然が重なり合っているけど、
最大の理由は全ページに「天風語録」がちりばめられていたからだ。
手帳ですら自己啓発書になっているのが凄い。
ご丁寧に手鏡まで付いているではないか。
駅のホームなどでおもむろに取り出さないように注意したい。
僕も贖罪はまだしも冤罪は嫌だからね。
冗談はさておき、出張の際もこれでとても⾝軽になることができる。
バカでかい字を書くことにすっかり慣れてしまったけれど、
僕のこれからの人生に何らかの影響を与えてくれるかもしれない。
夢をかなえる成功手帳といった類のものは、
今までただの⼀度も使ったことがない。
でも、この手帳だったら暇つぶしの読書にもなる。
執筆活動のヒントの宝庫でもある。
そうだ、この手帳の余白部分に加筆していきながら、
この手帳から本を生みだしてやろう。
おっと、奥付の定価を⾒たら2,100円となっている。
僕が長年愛用していた大学ノートサイズの大型手帳より高いではないか。
そういえば、書店に並ぶ手帳の種類が毎年急増しているな。
毎年恒例のカレンダー同様儲かるんだろうか。
追伸.
⼩さな手帳を持つと、会社で配布された手帳を思い出して、
新入社員の頃のように初心に返ることができる。
あの頃の謙虚さとフレッシュな気持ちだけは、 忘れないようにしたい。
...千田琢哉(2011年1月15日発行の次代創造館ブログより)
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