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【気づき】Vol.0866(2010年12月2日発行のブログより)

イナムラ ショウゾウ。

僕はモンブランが好きだ。

生涯の間に何としても出しておきたかった本、
『顧客が倍増する魔法のハガキ術』(技術評論社)の担当をしてくれた
技術評論社の編集者、⻫藤治生さんの紹介で、
パティシエ ショコラティエ イナムラ ショウゾウに行ってきた。

『上野の山のモンブラン』と『特製苺ロール』を買った。

ヤバかった。

美味しいという次元を超えて、これは藝術だ。

恐らくケーキ嫌いの人でもこれは好きになるだろう。

今までのお菓子、ケーキに対する価値観が崩壊した。

⼤袈裟ではない。

生きている間にこの味に出逢うことができて、本当によかった。

自分だけではもったいないから、
大切な人に絶対に味わってもらいたくなる。

だからこそ、小さくてお洒落な店舗には、
道にまたがって行列が2列もできているのだろう。

どの駅からも遠くて場所は商売上、⼀等地とはいえない。

でも、「あの味をもう⼀度」
ということで遠方からやってくる人が後を絶たない。

もし、あなたの周囲に自殺を考えるほど思い悩んでいる人がいれば、
イナムラ ショウゾウのケーキをプレゼントしてあげるといいかもしれない。

「せめてこれ食べてから死ねよ」 と言ってそっと部屋を出ていくと、
きっと元気になるはずだ。

あるデータによると、
冷蔵庫にケーキを残したまま自殺する人はいないらしいから。

人間は、やっぱり人間だ。

死ぬまでに僕が1つだけバカやってみたいと思っていたことがある。

それは、雲丹を⼀気にバケツ⼀杯食べ尽くすことだ。

プリン体過剰摂取なんてどうでもいい。

死ぬまでにやりたいと思っていただけだ。

本物のおバカだろう。

放っておいて欲しい。

でも、
「イナムラ ショウゾウの上野の山のモンブラン連続100個食い」も
悪くないな、と思えてきた(笑)

スイーツ好きも、 苦⼿な⼈も、ぜひ、お試しあれ。

きっと幸せになります。

追伸.

店員さんたちの、ケーキを最高の状態でお客様に渡す執念は、エライ!

...千田琢哉(2010年12月2日発行の次代創造館ブログより)

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