【気づき】Vol.1203(2011年10月18日発行のブログより)
おもいでの夏。
1970年アメリカ映画。
原題は、
SUMMER OF ʼ42
で太平洋戦争真っただ中の話。
舞台はニューイングランド沖合いの素朴で美しい島。
夏の間は戦火を逃れている人たちが多い島のため、
島自体は平和でのんびりとした時間が流れている。
もちろんタイトルの通り戦争は無関係ではないんだけど、
話のベースは高校生が年上の人妻に恋をする物語。
女だって年上の男に恋をすることはあるんだけど、
男だって年上の女に憧れる時期はある。
特に10代の頃というのは、
1歳年上だというだけでもうたまらないくらいドキドキした。
これはやっぱり、遊ばれてるんじゃないかって本気で心配した。
15歳の時に23歳の女の人といったら、もうそれだけで雲の上の存在。
女神だね。
男としては何⼀つ勝ち目がないような気がした。
実はこの映画で出てくる人妻も23歳。
途中で未亡人になってしまうんだけど、
その晩に15歳の高校生の男の子と結ばれる。
男の子はビビって何もできないから、
人妻の手ほどきを受けながら、逆に犯されていくんだね。
憧れの人妻役は、
ジェニファー・オニールというハリウッド女優が演じているんだけど、
脚線美がこれまた半端じゃなく凄い。
ゴメン、かなり感情が入ってしまった(笑)
あの脚を見せられたら、
人類の雄はもうどこまで騙されたって構わないって思うだろうね。
とりわけ思春期の15歳なら、
もうこれを機に10年や20年くらい寿命が縮まってもいいってなるな、
うん。
15歳の思春期真っただ中の男の性と、
23歳の未亡人としての女の性が、
とってもわかりやすく、
そして、共感しやすいように仕上げてあるなって感謝したい。
仕事ができるようになるためには、
男は女ゴコロを、女は男ゴゴロを知っておいたほうが絶対にいい。
この映画は大人の教科書に認定して欲しいくらいだ。
追伸.
映画の中で、
『情熱の航路』
という映画がチラッと出てくる。
大好きなポール・ヘンリードというオーストリアの俳優が登場した。
『カサブランカ』のラズロという地下組織のボス役を演じたのを観て以来、⼀⽬惚れした。
『カサブランカ』の中では、
僕にとってハンフリー・ボガートよりカッコよかった。
...千田琢哉(2011年10月18日発行の次代創造館ブログより)
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