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【気づき】Vol.1043(2011年5月11日発行のブログより)
継続力。
あなたが10年続けたことはあるだろうか。
どんな些細なことでもいい。
歯磨きや顔を洗うように、
気がついたら10年経っているものを思い出して欲しい。
僕の場合は10年続けているものの1つに、ハガキがある。
会って名刺交換して住所がわかった人には、
例外なくハガキを書いて出してきた。
ハガキだけではなく、他のことでもそうなんだけど、
10年継続するときに大切なことは、
ネガティブな反応を示された場合にくじけないことだ。
断られたときや拒絶されたときにくじけてやめてしまわないことだ。
ネガティブな反応をされたところからが、実は本番だ。
好きなことを探す必要はない。
好きなことはすでにやったことがあって、続けていることだからだ。
続けていることが好きなことなんだ。
根性があるから続くのではなくて、 好きなことだから続くのだ。
「そんなことやって自己満足じゃない?」
「無駄でしょ」
と言われても続けられるということが本当に好きだということだ。
ハガキの初心者は、自分が出した人からたくさんの返事がもらえるから、
それがちょっと自慢でこんなもんだと思ってしまう。
でも、ハガキの達人は、返事が来ない人のほうが遥かに多い。
自分が書いたハガキの数が返事の数よりも100倍多い。
一見すると、ハガキの返事をもらえないのはおかしい、
と思われるかもしれない。
そうではないのだ。
日々出逢っている人と、書いているハガキの数が桁違いだから、
1%の返信率でも普通の人より遥かに多くの返事が届いている。
これが本当に好きだということであり、続けられる人の特徴だ。
否定的なことを言う人というのは、
あなたの本気度のチェックテストのようなものだ。
そこでふて腐れてしまうようでは、
続けて欲しくないという神様からの抜き打ちテストだ。
どんなことでも、
10年続けることができたらその分野で本を1冊書くことができる。
僕の本は、すべてハガキを書くことによって生まれている。
10年後、すべてが繋がってくる生きかたをしたいものだ。
追伸.
もしあなたが今の仕事で圧倒的実績を挙げて、
出版社からオファーがきたら、
いつでも即答でOKを出せるように準備しておこう。
追伸の追伸.
もしキミが出版したら連絡してね。
すぐに、買いに行きます。
...千田琢哉(2011年5月11日発行の次代創造館ブログより)
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