【言霊】Vol.0749(2010年1月14日発行のブログより)
友がみな我よりえらく⾒ゆる日。
有名な⽯川啄木の言葉だ。
誰もが経験したことがあるだろう。
周囲がどんどん成功していくのに
自分だけがどうしてこんなに遠回りの人生なのか。
でも傍から見るとそのスピードは意外に速く見えているものだ。
隣の芝は青く見える。
自分にとっての10年というのは
周囲にとっては1年くらいの感覚だと思っていい。
10年ぶりに再会なんてよくある話だ。
立場なんて簡単に逆転する。
ただ気をつけなければならないことはたった1つ。
10年間負け犬同⼠の傷の舐め合いだけはしないことだ。
確かにそうするとホッとする。
しかし愚痴というのは、
必ず自分より幸せそうな人たちに対して言うものだ。
同時に愚痴は自分に欠けているものについてしか語られることはない。
2000年前から愚痴のベクトルと内容に変わりは、ない。
愚痴のベクトルと内容は
そのままそっくり自分のココロに跳ね返ってくるために
10年間の月日を経て顔のしわ一つひとつに刻み込まれてしまうのだ。
...千田琢哉(2010年1月14日発行の次代創造館ブログより)
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