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【気づき】Vol.0965(2011年2月25日発行のブログより)

2.56倍。

刑務所での実験結果。

単純作業を強制的にやらされた仕事量を1.0とする。

その作業は何のためにやらなくてはならないか、誰の役に立つのか、
を理解させた上で作業をしてもらうと1.6倍の仕事量になる。

次に、何も⾔わずとも自ら進んで取り組むようになると、
1.6×1.6=2.56倍の仕事量に跳ね上がる。

これは刑務所の話をしているのではない。

あなたの会社にも当てはめて欲しい。

ルーティンワークとして、
ただ何となく時間が流れるままに⾝を任せてはいないだろうか。

きちんと社員は理解してその仕事をこなしているだろうか。

優れた会社の社員達は、
例外なく放っておいても自ら率先して仕事をこなしていく。

ダメな会社の社員たちは、
例外なく放っておくと手を抜いてどこかでサボろうとする。

まずは、理解させることがスタートラインだ。

理解させてからリーダーが夢を語ると、自ら率先してやるようになる。

リーダーの仕事は、 1.6倍から2.56倍にさせることが仕事だ。

もし、あなたの会社で1.0倍でとどまっている仕事があるのならば、
仕事をリストラしよう。

例外はない。

事務処理等を含めてすべてにおいて、である。

その仕事の必要性を理解してやっていなければ、
そんな仕事はなくしたほうがいいのだ。

1.0倍の仕事で溢れかえっている会社は多い。

刑務所はどんなにがんばっても時間単位で給料がもらえる。

1時間で10しかこなさなくても、
100こなしても、 まったく同じ給料だ。

あなたの会社の社員は、刑務所のようになってはいないだろうか。

刑務所を出てからこそ大きな差がつく。

10しかこなせなかった人はチンピラ人生で終わり、
100こなした人はやがて親分になるんだ。

 追伸.

コピー取りやお茶汲み、事務の仕事こそ、
2.56倍になるための⼯夫をしよう。

「そんな⾺⿅な」と思った人は、自分が真剣にやったことがないからだよ。

単なる勉強不⾜。

...千田琢哉(2011年2月25日発行の次代創造館ブログより)

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