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【気づき】Vol.0879(2010年12月13日発行のブログより)

ジェームズ・アレン。

『「原因」と「結果」の法則』を読んだ。

しかも、初めてのコミック版。

漫画になると、また違った味わいがあるのだろうか。

原作の小説と映画の違いと同じだ。

別のものとして味わうことができるから楽しい。

こうして見てみると、つくづく思うことがある。

物心ついた頃から、
おばあちゃんに言われていたこととまったく同じなのだ。

つくづく昔の人は凄いな、って思えてくる。

「悪いことばかり考えていると、本当にそのとおりになっちゃうよ」

「病は気から」

「誰も見ていないところでこそ、きちんとしなさい」

「偶然なんて世の中にはひとつもないよ」

「自分と同じことを考えている同じ精神レベルの人たちが集まってくるよ」

などと言われ続けてきたことは、 その表情まで鮮明に記憶している。

どんなに科学技術が進歩しても、否、科学技術が進歩すればするほどに、
昔の人たちが考えに考え抜いた知恵が重宝されるだろう。

物理の公式などまだ何も存在しない頃から、
宇宙の存在はきちんと把握されていた。

道元は宇宙を観ていた。

アニメの世界は、常に科学技術を先取りしている。

アニメに憧れた子どもが将来科学者になるのだから当たり前だ。

人間の想像力はスゴイ。

考えたことが、そのまま形になってしまうのだから。

僕は、新宿の超高層ビル地帯を眺めるのが好きだ。

人間の力を信じることができるからだ。

この世の中で起こっていることのすべてにおいて、
ただの1つの例外もなく原因が存在する。

原因があって、結果が生まれている。

偶然は1つもない。

すべては必然である。

人間の心を根本的に変えなくては、環境は変わらない。

環境は結果であり、心が原因だからだ。

今まで出逢った人たちと膨⼤な書物から得たことが、
⾛⾺灯のように頭をまた駆け巡った。

ジェームズ・アレン、本当にありがとう。

 追伸.

久しぶりに書斎にある過去の手紙を読み返していた。

巨大な箱に入っているため、
社会人になってからすべての手帳も⼊れられていた。

今から10年前の手帳を見て驚いた。

なんと、
そこには僕が独立する時期と本を出すことが超具体的に刻まれていた。

会社の名前、本のタイトルまで決まっていた。

まったく記憶になかったのに。。。

あの頃の自分は、まるで今の僕を知っているかのようだった。

自分でも畏れるほどのそれはそれは強烈なイメージ力だった。

 追伸の追伸.

先月出版された、
『学校で教わらなかった[20代の辞書]』(ぱる出版)の重版が
さらりと決定した。

不思議なことに、
時間の経過とともに書店からの注文が殺到しているとのことだ。

正月休みの在庫を切らさないようにするための重版らしい。

もうそろそろかな、
と思っていた矢先に担当編集者からメールが届けられた。

おかげさまです!

...千田琢哉(2010年12月13日発行の次代創造館ブログより)

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