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【気づき】Vol.0935(2011年1月30日発行のブログより)

MORE.

女性ファッション誌、『MORE』を初めて買った。

リブロ青山店で購入して、
「すぐ読めるようにヒモを切って袋も要りません」
とレジで伝えてそのままカフェで読んだ。

もちろん僕に女装の趣味があったわけではない。

最新刊2011年3⽉号
“突き進め!楽しい「お仕事ガール」への道” 183ページに、
『学校で教わらなかった[20代の辞書]』(ぱる出版)
で書いた本文からの抜粋が⼀部掲載されていたのだ。

『「どうせ誰がやっても同じだろう」と思われているような仕事で、
「誰がやったのかがわかる」ようにすることが企画力である。
すべてのルーティンワークを企画の仕事に塗り替えていくことが、
20代の仕事である。』

+αの紹介もしてあった。

イチロー、ニーチェ、ウォルトディズニー・・・に紛れての掲載。

予想以上にきちんとしていて快感だったな。

結構目立つ表紙でボリュームもあるこの雑誌を席にドサリと置いた途端、
オーダーをとる店員さんにちょっと目を大きくされてしまった。

もちろん期待していたわけではないが、
今月号はバナーバレットフラワーポーチ3姉妹セットが、
特別付録になっていた。

雑誌はめっきり売れなくなって、すでにコンテンツだけではなく、
付録目的で購入してもらう必要があるわけだ。

僕が子どもの頃、
グリコだか森永だかのキャラメルを買って欲しかったのは、
キャラメル目的ではなくて、オマケ目的だったアノ感覚だ。

しかもnon-no卒業生のOLたちはとても厳しい。

付録といってもきちんとした作りでバカにならない。

たいしたものだと感心させられると同時に、
利益がひっ迫しているのではないか、
とすぐに想像してしまう人はいないだろうか。

テストマーケティング用として逆に広告代といってお金もらってたりする。

アパホテルなんかみたいにね。

雑誌の大半は広告収入で成り立っているから心配無用なのだ。

キレかわいい系のライフスタイルのチャートとして、
MORE(集英社)にはこれからもがんばって欲しい。

ありがとう。

追伸.

135ページのデコマカロンと3Dチョコはすごかった。

 ...千田琢哉(2011年1月30日発行の次代創造館ブログより)

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