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【気づき】Vol.1051(2011年5月19日発行のブログより)

喫煙席。

高級ホテルでは、喫煙席で⼀流と超⼀流の差がつく。

喫煙席では喫煙してもいいのは、 当たり前の話だ。

ここに反論の余地はない。

ところが、それは喫煙する側のお客様の話であって、
ホテル側の話ではない。

なぜなら、喫煙席に座っている⼈のすべてが喫煙するわけではないからだ。

ここを忘れてはいけない。

「ただいま、禁煙席が満席でして・・・」

というのは仕方がない。

しかし、喫煙席の中には不本意組がいる。

喫煙しない人たちもたくさんいるのだ。

本当は禁煙席がよかったのに、
空いていなかったから仕方なく座っているのだ。

ホテル側もそれは百も承知のはず。

だったら、喫煙席の中にも、暗黙のうちに禁煙席を設けるべきなのだ。

不本意組たちの喫煙席には禁煙者だけを座らせるのだ。

コーヒー1杯300円のカフェだったら、ここまで要求されない。

ところが、コーヒー1杯で1,500円請求するようなホテルでは、
ここまで要求しても罰は当たるまい。

原価なんて同じだ。

変わるのは従業員の給料だけだ。

だから、気づいていかなければならない。

それが1,000円割高にチップを⽀払っている意味なのだ。

翻って、あなたのビジネスではどうだろうか。

人生においてはどうだろうか。

ルールを守れば満点などといった、
義務教育的な価値観で満足してはいないだろうか。

世の中には、ルールを守っても0点のことなんて山のようにある。

ルールを守っても怒鳴られることもある。

ルールより大切なことは、心遣い、気遣いなのだ。

社会人になってから頭のいい人というのは、
心遣い、気遣いのできる人なのだ。

追伸.

心遣い、気遣いができずに、ルールを振りかざす人は、
時代が時代なら死刑になってしまうことも・・・

 ...千田琢哉(2011年5月19日発行の次代創造館ブログより)

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