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【気づき】Vol.0957(2011年2月18日発行のブログより)

いま、会いにゆきます。

大好きな人と28歳までしか生きられないと決められた人生と、
ただ何となく100歳まで生きることができると決められた人生となら、
あなたはどちらを選ぶだろうか。

実際にこの世に生まれる前に、
あなたが当事者として神様に⼆者択⼀を迫られたら、
迷う人も多いのではないだろうか。

正直に告白しよう。

僕だったら、迷う。

どちらが正しいのかは本人が決めることだ。

この世の中に絶対の正解はない。

自分が選んだものが正解なのだ。

「たとえ28歳までしか生きなくても、好きな人と生きたい」
という選択肢を選んだ場合はどうなるのだろう。

しかも幸せの絶頂で死んでしまう。

それが果たして幸せといえるのだろうか。

なぜだか、僕はこの映画を観ながら、
享年28歳の夏目雅子さんを思い出していた。

竹内結子さんと中村獅童さん共演の2004年公開の映画、

『いま、会いにゆきます』。

よかったなぁ。

ラスト30分がここまで意味のある話もない。

それもしつこくなくて、あたかもジグソーパズルが完成するかのように、
⼀枚の絵になる。

とっても爽やかな気分になる映画だった。

哀しさはなかった。

すべてがあり得ない話だとわかっていながらも、
フィクションかフィクションではないかなんて、
どうでもよくなってしまう。

思い出した。

クリエイティビティは、現実を超える。

松本零⼠さんの『宇宙戦艦ヤマト』は4畳半の部屋から生まれた。

あらゆる意味で今だからこそ、おススメです。

 追伸.

映画は2回観ると必ず新しい発見があります。

特に監督はオープニングに力を入れています。

これはものを創る人であれば誰でも頷くことです。

どんな映画でも2回⽬は最初の3分だけでもいいから、
観るようにしてください。

ああ、このときのこの人は・・・、驚くはずです。

そして1回だけ観た人よりも4倍楽しめます。

キレ2倍×コク2倍です。

美味しいビールのように。

追伸の追伸.

この動画も思い出しました。

『強い⼦』

 ...千田琢哉(2011年2月18日発行の次代創造館ブログより)

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