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【気づき】Vol.1172(2011年9月17日発行のブログより)

テストの珍回答。

テストの珍解答シリーズが面白い。

大人の勉強では、
模範解答からいかに離れていくかが大切であると説いた。

そしたら、医大6年生からメールをもらった。

その日中にamazonで取り寄せて読んだ。

ハマった。

⼀応 “正解も載っています”とおまけで模範解答も載っているのだが、
模範解答より断然誤答のほうが面白いのだ。

噴飯ものだから、食事中は厳禁である。

芸人顔負けのセンスである。

こういうのを読むと、やっぱり将来大物になるのは、
否、なって欲しいのはこういう人間だって思うもの。

面白いからというのではない。

発想が根本から違っていて、人を幸せにしてくれるところがいい。

もう、模範解答をこちらの珍解答に変えてしまったほうが
いいのではないか、と真剣に考えさせられるアイデアも少なくない。

⽂藝春秋の創設者の菊池寛を書くところを、
迷うことなく加藤茶と力強く書かれてるところは感動すら覚えた。

業界人の中には怒り心頭に発する人もいるかもしれないが、
僕としてはもう◯をあげてもいいんじゃないかって思うよね。

ひょっとしたら、加藤茶に似た菊池寛かもしれない。

菊池寛の真似をした加藤茶かもしれない。

何が面白いかといって、迷わない圧倒的誤答ほど面白いものはない。

合っているかな、間違っているかな、って迷うんじゃなくて、
自信満々で模範解答を大幅に外れていくというのが人を笑いに誘う。

仕事で行き詰っている人は、
この本を読んでみると人生観が⼀変するかもしれない。

おススメである。

追伸.

学校秀才の真面目君は、
この珍解答すら丸暗記して会社や彼女に披露しないように注意しましょう。

追伸の追伸.

僕は本当に正解がわからないものもたくさんあって、
珍解答に笑いながらも勉強になった。

“ついで”

に模範解答を掲載してあるほうが、
模範解答を憶えやすいことにも気づかされました。

...千田琢哉(2011年9月17日発行の次代創造館ブログより)

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