【気づき】Vol.0911(2011年1月10日発行のブログより)
『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』
正月中に紀伊國屋新宿南店に寄った。
『断れる20代になりなさい!』(すばる舎)が何と3ヶ所で気持ちよく
面展開されていたので、恩返しの意味でいくつか本を買った。
そのうち1冊が、
『稼ぐ⼈はなぜ、⻑財布を使うのか?』(サンマーク出版)だ。
実は昨年9⽉2日(木)のTSUTAYAビジネスカレッジの収録DVD
『伸びる30代は、20代の頃より叱られる』が只今レンタル開始されているが、その中の質疑応答コーナーで僕は財布の話に触れた。
財布には以前から関心があったからだ。
本当にお金持ちというのは、揃いも揃って長財布を使っていたのだ。
著者の⻲田潤⼀郎さんは税理士だから経営コンサルタントと同じく、
お金持ちと出逢う機会が多い。
中でも面白かったのが、
財布の値段とその人の年収は比例しているというところだ。
財布の値段の200倍がその人の年収という仮説である。
確かに自分を含めて周囲を見渡してみると驚くほどに当たっている。
新⼊社員の頃はせいぜい1.5万円程度の無名ブランドだから、
年収300万円。
入社5年目〜10年目くらいで結婚を考えるようになってくると、
ちょっと奮発して3万円程度のB級ブランドで年収600万円。
昇進してちょっと偉くなってくると5万円くらいのブランド品で
年収1000万円? S級の10万円クラスの財布を使っている⼈は、
たいていエグゼクティブで年収2000万円。
逆算して年収1億円の⼈は、
50万円の財布を使っているということになる︕︕(ホンマかいな)。
前後賞も含めるとかなりの確率で当たるよね。
ちなみに僕はここしばらくずっと同じ長財布とコインケースを
愛用している。
だからずっとのんびりぐうたら横ばいなのかも・・・
⼥性で誰かから特別プレゼントされた人や、
⼀部の特殊な職業などの例外はあるけれども、
僕の周囲のほとんどの男性には当てはまっている。
※若い女性で誰かにプレゼントされた財布を持っている人たちは、
猫も杓子もヴィトンだから年収1500万円のOLが続出してしまう。
僕が本当に面白いと思うのは、実はここから。
年収1000万円の⼈でも1万円や2万円の財布を使っていると、
次第に年収が400万円、300万円と減っていくという法則だ。
逆に、年収300万円の⼈が5万円や10万円の財布を使っていると、
次第に上がっていく。
あくまでも⾃腹で買わないと意味がないんだけどね。
これは財布に限らず、すべてにおいて共通しているのかもしれない。
部分を見て無理⽮理全体を俯瞰しようとするのは、コンサル病かも。
部分は部分で楽しむ人生も大切だね。
プライベートでこれをやり過ぎるとドン引きされる。
追伸.
僕は社会人スタートしてかなりの期間、
⼤学⼊学時に仙台のダイエーで購入した、
3900円の折り曲げメタボ財布をこよなく愛していたことを、
ここで告⽩せねばならない。
これで計算すると年収78万円・・・トホホ
...千田琢哉(2011年1月10日発行の次代創造館ブログより)
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