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【気づき】Vol.1243(2011年11月27日発行のブログより)

一緒に仕事できない人。

僕はほとんどの仕事を選ばず断らずにやってきた。

サラリーマン時代からそうだった。

それが今日まで生きてこられたコツだと思っている。

だからこそ、断った仕事は明確に憶えている。

たとえば今月断った仕事が2件ある。

1件は企画をメールしますとオファーがあったから開いてみると、
僕のホームページの文言がそのままコピー&ペーストされていて、
改行も醜くくいきなりの誤字脱字と数値ミスの連発。

つまりどこからどう見ても本気じゃないんだ。

せっかくの出逢いだと思ったのにとても残念だ。

なぜならこうした人と仕事すると必ず上手くいかないからだ。

ミスがあるというのは、

『稼げる30代になるために絶対に染まってはいけない70の習慣』

でも書いたんだけどひたすら本気度の問題なんだ。

本気中の本気だったら1枚のシートのうち2ヶ所以上ミスなんてしない。

何百枚という執筆原稿じゃなくて、
初対面の人に対するA4⼀枚の提案書の中での話だからね。

人間だからミスはゼロにできない。

それはわかってる。

僕だってミスは多い。

だけど会社名や名前を間違えたり複数連続ミスってのはありえない。

いざプロジェクトがスタートしたらミスの連続だということ。

つまりすべてにおいて本気度が低いってことなんだ。

もう1件は無断で9分遅刻した人がいた。

自分で日時を指定してきたのにね。

僕は無断で5分以上遅刻した人には絶対に会わない。

殺人犯だとみなす。

電車やクルマの渋滞で遅刻することはあるだろう。

僕だって遅刻したことはある。

でも到着前には必ず事前連絡できるはずだ。

百歩譲って時計のズレがあるにしても5分以上の差はない。

そもそも5分以上ズレてたらそれはそれで時計の調整不足。

無断で5分遅刻というのはないよね。

後日その人はずっと待っていたことをメールしてきたんだけど、
肝心な自分が遅刻してきた話に触れていない。

僕がドタキャンしたことになってる。

ここが相当ヤバイ。

遅刻した上に嘘をつくということは、仕事をしていく上で最も危険だ。

だから僕はこの人と⼀緒に仕事ができない。

お金の問題でも企画の問題でも会社のブランドの問題でもない。

嘘をつくというのが問題なのだ。

1つ目は本気度の問題だった。

僕よりずっと年上の人だった。

有名な出版社だったけどプロじゃないから仕事できない。

コイツならそこそこ売れるだろう、社内で企画が通りやすいんだろう、
って垣間見えた。

僕はそういう仕事の仕方をしていない。

2つ目は正直じゃないことが問題だった。

間違えたことに「ごめん」と言えない人は、
どんなに優秀でも吐き気がする。

生理的に受け付けない。

だから仕事できない。

それだけのことなんだ。

追伸.

2人とも、ごめんね。

この先たとえ野たれ死んでも譲れないポリシーなのです。

...千田琢哉(2011年11月27日発行の次代創造館ブログより)

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