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【千田琢哉の頭脳】Vol.0597(2010年9月23日発行のブログより)

私は今ブログやツイッターに力を入れており、サイドビジネスをしています。結果は鳴かず飛ばずですが、やっている時間はすっかり没頭しています。本当は本業を辞めてしまって、サイドビジネスを主にしていきたいのですが、周囲からは猛反対されています。やっぱり現実逃避なのでしょうか?パソコンに関しては中学生の頃から熱狂的にハマってました。サイドビジネスはサイドビジネスだかこそ、楽しいのでしょうか?でも、現実にはごく一部とはいえ、生計を立てている人もいるわけです。一度の人生を充実させたものにしたいのですが・・・

(福岡県・会社員・Sさん・男性・34歳)

考えてみれば、最初にサインの練習をしたのは高校生の頃でした。

今でもたまにそのサインを使います。

私はサインを二つ持っていますが、
そのうち一つは高校生の頃に考えたサインです。

高校の授業中はサインの練習にハマっていたこともありました。

明らかに現実逃避でした。

でも、青春時代に現実逃避していたことが
今では一番好きなことだったと気づきました。

現実逃避の中にこそ、その人の才能があるということです。

現実逃避は好きなことをします。

だったら、その現実逃避だけを仕事にすればいいのです。

現実逃避に絵を描いた人は、それを貫くとマンガ家になるかもしれません。

現実逃避に運動ばかりしていた人は、
それを貫くとスポーツ選手になるかもしれません。

現実逃避にカラオケ通いをしていた人は、
それを貫くと歌手になるかもしれません。

中途半端な現実逃避だと親や学校の先生に説得されてしまいます。

親や学校の先生に説得されているようでは、
世の中に出てからその現実逃避の才能で勝負していけるはずがありません。

だから、親や学校の先生の説得に乗らないか否かは、
その才能で食べていくことができるか否かのテストなのです。

「今どき、大学くらいは行っておかないと」

「何だかんだいっても、公務員が一番安心」

「そんな夢みたいなこと言ってないで」

というのは、すべてテストなのです。

放っておいても、周囲が寄ってたかってテストをしてくれているので、
ラクチンです。

もし、あなたが、

「それもそうだよな・・・」

と説得されたら、それはそれで正解です。

説得を払い除けて、抜きんでる実力をつけて、
はじめて周囲は応援してくれます。

間もなくすると、

「アイツはオレが育てたんだ」

という自称「師匠さん」が必ず現れます。

実は、自称「師匠さん」は一番邪魔していた人たちばかりです。

また、

「何かあったら力になるよ」

という人たちも複数現れます。

その人たちは、本当は失敗するのを笑いたかった人たちです。

みんな嫌なことを我慢しながらやって生きている人たちばかりですから、
好きなことを仕事にしている人を見るとムカついて仕方がありません。

自分も現実逃避していたことを、仕事にしているのだから、
嫉妬するのは当たり前です。

嫉妬する側と、嫉妬される側

この差は大きいです。

間もなくブレイクする人の共通点があります。

自称業界通の人たちから、

「アイツはもうすぐ終わるよ」

と言われる人です。

現実逃避をするなら、中途半端にではなくて、本気で現実逃避しましょう。

それができないのであれば、説得されて我慢の人生を送るのが無難です。

...千田琢哉(2010年9月23日発行の次代創造館ブログより)

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