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【気づき】Vol.1078(2011年6月15日発行のブログより)

掃除をするのは気づくため。

掃除をするといいことが⼆つある。

⼀つは、頭を下げることを憶えることができる。

ふんぞり返っていてできる掃除はない。

頭を垂れることによって、人は謙虚になっていく。

これはほぼ間違いないだろう。

そして、もう⼀つ。

それは、気づき力を磨くためである。

床を磨くふりをしながら気づき力を磨いているのだ。

トイレを磨くふりをしながら気づき力を磨いているのだ。

掃除をしていればすぐにわかることだが、
ほんの少しでも床にゴミが落ちていると気になるようになる。

ほんの少しでも便器が汚れていると気になるようになる。

掃除をしたことのない人は、死ぬまでこれに気づけない。

掃除をしているからこそ気づけるのだ。

これら⼆つの能力は、掃除だけの話ではない。

人生すべてにおいて謙虚になり、気づくことができるようになるのだ。

床を磨くふりをしながら、
結果として人格と能力の両方を磨くことができるのだ。

コンビニエンスストアに行ったら観察してみよう。

床が眩しいほど磨かれている店舗は、必ず業績がいい。

床が目を覆いたくなるほど汚れている店舗は、
業績が悪くてまもなく閉店に追いやられる。

店長の心と頭脳の差である。

床を磨き上げられた店舗は、従業員教育も徹底しており、
品揃えや接客に⾄るまで気づくことができるから、
最高のサービスを提供できるのだ。

追伸.

一度自分でお茶を入れたことがある人は、
たとえ喉が渇いていなくても出されたお茶は、必ずひと⼝は飲むんだよね。

それが

「ありがとう」

のスタートだから。

 ...千田琢哉(2011年6月15日発行の次代創造館ブログより)

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