【気づき】Vol.1242(2011年11月26日発行のブログより)
男の嫉妬。
実は嫉妬は男のほうが陰湿だ。
これは男だったら薄々気づいている。
口に出さないけどね。
嫉妬といえば女の専売特許のような勘違いをされる。
それは男が捏造した情報操作に過ぎない。
女の嫉妬はまだマシだ。
⽐較的わかりやすいからだ。
すぐに顔や態度に出るからね。
特に美人の嫉妬はわかりやすいから好きだ。
美人の嫉妬は明るいヤキモチというのかな。
男は、
「そんなの気にしてませんよ」
というふりをしながら実は陰湿に嫉妬してくる。
まあ例外はないね。
いかにもすましたような男は、
闘争心むき出しの男よりも遥かに質の悪い嫉妬男なのだ。
嫉妬男の根っこは、
男として経験すべきことを経験してこなかった劣等感。
やっぱり、
10代20代の旬のうちに経験しておかなければならないことがある。
それらから逃げ続けた。
たいていはエラが張った目が細めの爬⾍類のような顔をしている(笑)
勇気と知恵に挑戦しなかった結果だ。
それで激しく嫉妬する。
嫉妬にもいろんな嫉妬があるんだけど、
⼀般に年上から年下に向けられることが多い。
同年代はそれに準ずる。
男の嫉妬は自分より年下で自分より成功している男に向けられる。
30代以上の女が10代20代の若い女性を敵とみなすのと似ている。
40代50代のオヤジよりも、
20代30代の成功者のほうが稼いでいることもある。
稼いでるだけでなく実際に人類に貢献している。
いざ真剣勝負の仕事が始まれば、
20代の超優秀なビジネスパーソンの前では、
40代50代の冴えないオヤジは太刀打ちできないんだよ。
今までの全人生を否定される。
これは悔しい。
だから嫉妬する。
わかりやすい。
「言葉遣いがなっていない!」
「あの服装と髪型はなんだ!」
もちろんそれらは正論だが、
それを踏まえても能力の差のほうが際立ってしまうのだ。
メジャーリーグと草野球では次元がまったく違うように。
後ろめたいオヤジほど過剰なほど礼儀作法にうるさい。
案外同じ世代の自分の息子や娘は非行に⾛ってんだけどね(笑)
幼児のように⽋点を見つける天才なのだ。
やっぱり同じ男として面白くないんだよね。
それでも男はできるだけ20代のうちに世に出たほうがいいと思う。
早く世に出て年上のオヤジに叩かれまくって、
人間性を鍛えてまた這い上がればいいんだよ。
⼀度凹んでまた這い上がった人間は、
すべての分野で継続的に成功しているからね。
僕は20代の頃サラリーマンで成功には程遠かったけど、
このブログ読者で力ある⼈がいれば、
そしてピン!ときた人がいれば嫉妬する側ではなく、
嫉妬される側に回って欲しいね。
女だってそうだよ。
⼀緒に群がって嫉妬していると、あっという間に定年を迎える。
夜の新橋(東京)や新地(⼤阪)で愚痴ってる多くのサラリーマンみたいに。
20代でボコボコに嫉妬されて世間から叩かれまくってる人がいたら、
僕がその人を嫉妬するかも(笑)
嫉妬されるほどの人物になりたいね。
追伸.
嫉妬深い人は嫉妬深い同士の冴えないカップルで、
嫉妬される成功者は嫉妬される成功者同士の素敵なカップル。
必然だね。
追伸の追伸.
僕はたくさんのカッコいい40代50代に出逢ってきた。
嫉妬する負け犬側ではなくて、
嫉妬されながら実力と人格を鍛え抜いた男の中の男たちと。
⼀度の人生、カッコいい40代50代になりたい。
...千田琢哉(2011年11月26日発行の次代創造館ブログより)
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