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【気づき】Vol.0872(2010年12月7日発行のブログより)

立ち食いそば。

書斎のすぐ傍に立ち食いそば屋さんがある。

平日の昼間はサラリーマンでにぎわっている。

ヘルシーで安価で言うことなしだ。

僕はここの特盛りそば700グラムが好物だった。

でも、徐々に店員さんの傲慢さと不潔さに嫌気がさして、
ここ3ヶ⽉ほど遠のいていた。

近所のコンビニのように淘汰されることはないにしても、
店員さんたち自身が心を入れ替えるか、
もしくは、店員さんそのものをそっくり入れ替えて欲しい、
そう思っていた。

せっかくのそばが不味くなるからだ。

久々にそばが食べたくなったので、 ピンと来て興味本位に行ってみた。

行ってみるものである。

根こそぎ店員さんが変わっていた。

すばらしい!

本当は、店員さんの心を入れ替えて欲しかったが・・・
プロの世界だから仕方あるまい。

力なきものは淘汰されるというのは、美しい。

もう⼀度、敗者復活で出逢ったときを楽しみにしたい。

店員さんの接遇が、味の半分を占めているということを、
オーナーは知るべきだろう。

誰かが気づかせてくれるなら、ありがたい。

しかし、現実はそれは難しい。

売上が激減していく・・・

ということでしか人は学べないのだ。

情けないが、仕方がない。

売上が低迷している理由はいくつもある。

単独ではなくて有機的に絡み合っている。

でも、1つ忘れてはならないのが、店員や社員の⽢えだろう。

「お客さんがくるのなんて当たり前」と、
勘違いしていることを改めなければアウトである。

店員や社員であればクビになるか、オーナーであれば倒産する以外にない。

実に自然の摂理に則っており、美しい自然現象なのだ。

悪あがきは許されない。

 追伸.

ル パティシエ タカギ青山店で、
突出して接遇がすばらしかった店員さんを最近見かけなくなった。

これは、逆の意味で寂しいな。

追伸の追伸.

と思ったら、先日久しぶりに見ました。

ついでに話しかけられました。

「モン タカギ、好きなんですか」ちょうど高木オーナーと思われる人が、
店舗でインタビュー取材を受けている日だった。

...千田琢哉(2010年12月7日発行の次代創造館ブログより)

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