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【気づき】Vol.1020(2011年4月18日発行のブログより)
バカにする人。
バカにする人よりも、バカにされる人のほうが圧倒的に幸せになれる。
あなたの周囲の10年前と現在を振り返ってみてほしい。
たいていは、バカにしていた人間とバカにされていた人間の、
下剋上が起こっているはずだ。
そもそも人の歴史は下剋上の繰り返しだった。
バカにしていた人間は、罰があたったといいたいのではない。
人間は、バカにしたことによってストレスを解消して、
行動力が鈍ってしまうために、
何かに挑戦することができなくなってしまうのだ。
そして、たいていはバカにする側の人間というのは、群がっている。
グループで特定の一人をバカにしてニヤニヤ笑っている。
これが⼀番いけない。
群がってニヤニヤしている連中は、行動力の鈍い集団の証明だ。
仲間外れが怖くて仕方がない中高生ならまだ可愛げがある。
ところがこれを大人になってからやってしまうと、
安い居酒屋で群がって愚痴りながら時間の無駄遣いをしていく。
一方、バカにされた側の人間はいつも単独行動だ。
たまに二人でいると思ったら、素敵な異性くらいのものだ。
ジョニー・デップが男5人組で、安居酒屋でグダグダに酔っぱらいながら、 上司の悪口を言っている姿は想像できない。
アンジェリーナ・ジョリーが冴えない⼥3人組でスタバで大声で騒いで、
帰り際に道をふさいで通行人に迷惑をかける姿は想像できない。
単独行動する人間は悔しさを正面からきちんと受け⽌めることができる。
いつも正面から力をつけなければならない。
周囲の嘲笑が、ウッカリサボりたくなる気持ちを奮い立たせてくれる、
という特典付きだ。
これを10年繰り返すということは、3650日以上にわたって、
バカにされる側とバカにする側の差が開いていくということだ。
誰がどう考えても、どちらが最後に笑うことになるのかは一目瞭然だろう。
だから、リーダーや成功者というのはいつも圧倒的少数派なのだ。
だから、パッとしない人はいつも圧倒的多数なのだ。
古今東⻄問わず、
王様たった1人に対して奴隷はいつもとてつもない数だった。
バカにされるようなら、 10年後に王様になっている可能性がある。
バカにする側にいたら、 10年後に奴隷になっている可能性がある。
それだけのこと。
どうせ生まれてきたのなら、
自分で自分の人生をコントロールできる人生の王様になろう。
追伸.
バカにされる人は、
成功するだけでなく謙虚になることも学ばせてもらえる、
選ばれた人なのです。
追伸の追伸.
今週22日(金)~は、
『教科書に載っていなかった20代の哲学』(ぱる出版)
がいよいよ発売開始です。
自分はくよくよするタイプだと自負している人。
自負しているのに⼀歩踏み出したい人。
こっそり読んでください。
...千田琢哉(2011年4月18日発行の次代創造館ブログより)
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