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【気づき】Vol.1135(2011年8月11日発行のブログより)

カフェでの商談。

カフェで大声で商談している人って、結構迷惑だよね。

特別料金を払っているわけでもないのに、
周囲が気を遣わなければならない。

まるで電⾞やバスにわがもの顔で乗っている人みたい。

店によっては商談を全面禁止にしているところもある。

先日こんなシーンがあった。

某チェーン店のカフェなんだけど、 3⼈組の男性が入ってきた。

うち1人はお客様で、
その1人に2人の社員が商談にやってきた様子だった。

不思議なことに服装はそっくりで、
目⼀杯高そうに見える背伸びした安っぽい服装をしていた。

ざっと店内を見渡すも、3人がゆったり座れる場所がない。

どうするのかなと思ったら、
ゆったりお気に入りの席でくつろいでいる雰囲気の若い女性に、

「すいません、横にずれてもらっていいですか?」

と声をかけた。

若い女性が嫌な顔⼀つせず、横が壁になっている狭い席に移動した。

ここまではよくある光景かもしれない。

だが、その後がお下品だった・・・

名刺交換の際に席を立ち上がった2人は、
女性の存在をすっかり忘れていた。

お辞儀の際に端に座っている女性にお尻を向けていたのだ。

女性は露⾻に迷惑そうな顔をしていた。

それはそうだ。

人によっては殺意を抱くかもしれない、この醜い光景。

しかもお客様と思われる相手を⼿前に、自分たちが奥に座っていた(笑)

僕は席が遠く離れていたんだけど、
様子を見る限り大声で商談を始めたんだね。

周囲から女性たちが去っていったから。

本人たちは気づいていない。

何⼀つ、ね。

本人たちは一生懸命商談している。

この人たちは永遠に死ぬまで豊かにはなれないだろう。

推定40歳前後と思われるこの人たちに、
親切に教えてくれる人はこれからも現れないだろう。

唯⼀、自分たちで気づいていくしかないんだね。

カフェでの商談って、狭くて周囲の迷惑にもなって安っぽいからダサいね。

保険やその他高額商品のセールスとかもよく見るんだけど、
そんな高額商品をこんな安いカフェでよくすすめるなぁ・・・
って感心するもんね。

セールスする側もする側だけど、される側もされる側で同じ穴のムジナ。

商談はお客様をちゃんと訪問するか、
もし招くのであれば最高にカッコイイ静かな場所でやろうよ。

自分の仕事に誇りを持っていたら、生活すべてが変わるのだから。

追伸.

カフェでのおしゃべりの声のボリュームは、その人の年収に反比例する。

 ...千田琢哉(2011年8月11日発行の次代創造館ブログより)

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