【気づき】Vol.1269(2011年12月26日発行のブログより)
大学本。
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あと特別にもう⼀つお知らせ。
WEB本の雑誌に『「やめること」からはじめなさい』が紹介された。
これで僕の本は6冊紹介されたことになる。
<1冊目>http://www.webdoku.jp/tsushin/2010/05/24/162503.html
<2冊目>http://www.webdoku.jp/tsushin/2010/09/04/174051.html
<3冊目>http://www.webdoku.jp/tsushin/2011/01/08/075251.html
<4冊目>http://www.webdoku.jp/tsushin/2011/05/23/094711.html
<5冊目>http://www.webdoku.jp/tsushin/2011/10/05/113000.html
あり得ない頻度だけど大丈夫かな?
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セミナー会場のサイン会である大学生が息を切らせて⾛ってきた。
「こんな本書ける人ってどんな人かと思って・・・」
ボロボロに読み込まれた本がコレだった。
『「⼤学時代」⾃分のために絶対やっておきたいこと』(三笠書房)
都内の有名大学に通っているという彼を見た瞬間、
自分が大学生の頃の記憶が蘇ってきた。
唇が微かに震えていた。
懐かしかった。
僕が大学生の頃に打ちのめされた本があった。
加藤諦三さんの『大学で何を学ぶか』だった。
1985年4⽉といえば僕がまだ小学生の頃に出版された本だ。
⾼校時代の友人が⾼校を卒業してから大学時代にくれた本だ。
すでに友人が黒いボールペンで何ヶ所か線を引いてあった。
大切にしていた本をくれたことがよくわかる。
恐らく
「ついにオマエも本を読むようになったのか、おめでとう」
という感じではなかっただろうか。
そこからさらに僕が⾚のサインペン、⻩⾊の蛍光ペン、⾚のボールペンで
計4種類の線が引いてある。
光⽂社⽂庫から出ているこの本はかなり繰り返し読み込まれており、
いかにも時代を感じさせるものになっている。
本書の123ページはダブル折りしてある上に、
⾚のサインペンと蛍光ペンが引かれている個所がある。
本屋に⾏って、
読みたい本を見つけたとき、
金のないことほどつらいことはない。
恐らく僕が学生の頃同じ経験をした怨念が込められていたのだろう。
どんな表情で線を引いたり折り目をつけたのか、容易に想像がつく。
まるで昨日のことのように。
その後中谷彰宏さんの
に出逢う。
中谷彰宏さんは加藤諦三さんの影響を受けていた。
僕は中谷彰宏さんの影響を受けている。
加藤諦三さんも中谷彰宏さんも三笠書房からの出版が多い。
三笠書房がどんな出版社かよく知らなかったけど、
加藤さんと中谷さんがたくさん本を出している出版社なんだから、
きっと素敵な出版社なのだろうと思っていた。
実際には職人魂を感じる真面目な気質の会社だ。
極端に流行に左右されるような奇をてらった本ではなく、
地に⾜が着いたベスト&ロングセラーを多数世に出している。
本好きな人なら誰もがわかると思うが、
三笠書房だとハズレはないな、という安心感がある。
昨年から今年にかけてベストセラーとなっている川北義則さんの
なんて三笠書房ならではの結晶だと感じさせられる。
そんな出版社から1冊本を出せて僕は幸せ者だ。
追伸.
大学生向けの本は、
社会人になってからでなければ本当の意味がわからない。
童話を大人になってから読み込むと、
また別の解釈ができるようになるのと同じだね。
追伸の追伸.
僕の書斎にファンレターを送りたいというメールが殺到中。
千田本をきちんと読んでいれば、模範解答は自分で創れるはずだね。
超難関企業や競争率数百倍のオーディションと同じで、
もし本気ならいくらでも方法は見つかるからすべて無視している。
本気でない人はエントリーすらできない。
メールだけで僕はうれしいよ。
...千田琢哉(2011年12月26日発行の次代創造館ブログより)
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